たまには立ち止まって休もう
私はどうしても焦ってしまい、できるだけ多くのことをやろう、できるだけ速く何かを成そうと考えてしまいます。
しかし人生を振り返ると、焦っても上手く行かないし、マイペースでやってる人の方が満足度が高そうです。
必死になっても何もできてない現実はなんだろう?モヤモヤとそんなことを悩みだしてしまいます。
そんなときこそ一旦立ち止まって休み、じっくり考えてみたらいいのかもなぁと、帰省して実家で思いました。
焦っても上手く行かない
頑張ることには物理的な限界がある
頑張れば頑張るほど結果は出るのでしょうか?理屈の上ではそう思えますが、頑張ること自体に物理的な限界があります。
1日は24時間で、1年は365日です。1年以内に〇〇したいと思っても、時間は決まっているわけです。
そして頑張れば頑張るほど疲労が溜まります。睡眠時間0、休日0で頑張り続けることなんてできません。
逆戻りすることもある
順調に行っていたと思ったら、失敗して無駄になってしまうこともいくらでもあります。
順調に行っているようで、やり方が間違っていてやり直しになることもあります。
せっかく積み上げたものが、一度の失敗で水の泡になってしまうこともあります。
こう考えると頑張っても逆戻りして中々進まないということになります。
視点を変えることは必要
今までやってきたことを別の視点で見る
頑張っても上手く行かなかったり、逆戻りしたりするなら、どうすればいいのでしょうか?
正解はありませんが、候補の一つとして視点を変えてみるという選択肢があります。
頑張っても結果は出てないけど、やり方が解ってきたとか、こういうことを学んだと思うのです。そして逆戻りしたら、痛い失敗につながることを学んだと思うのです。
こうすれば結果が出るまでは遠くても、学びは得られています。学びを得られればより上手くできるようになるので、ゴールへと少しは近づけるでしょう。
結果という面ではたとえ0の状況であっても、こう考えれば0ではありません。焦ったときこそ必要な視点だと思います。
少しでも前進できたことを確認する
ゴールは遠くても、少しでも作れたものがあるとか、開拓したノウハウがある、知り合えた人がいるのなら、0ではありません。一歩は進んだのです。
成果が0だと精神的にはとても辛いです。しかし0じゃないと思えれば、とても気が楽になります。
物事は最初がとても難しいです。動摩擦より静止摩擦の方が大きいのです。回り出すまでが何事も難しいのです。
長期目線でやりたいことを考える
時間がかかってもやってみたいことを考える
何をするにも時間がかかる割には、ゆっくりしか進みません。
でも時間がかかるからこそ、一旦立ち止まって長期目線で考えてみるといいのかなと思うことがあります。
日々の仕事や家事に追われている方はとても多いでしょう。私も毎日どころか毎分でも忙しいを連呼しています。
そうなると目の前のタスクを片付けることで精一杯になってしまいます。自分は何をしたかったんだっけ?自分はなんのために生きてるんだろう?こんな疑問が出てきてしまいます。
だからこそ立ち止まって、時間がかかってもやってみたいことを洗い出してみましょう。
私は最近はIT人材の教育をやってみたいと思っています。IT人材不足が叫ばれていますが、人数だけ増やしてもスキルを高めないと戦力にならないからです。
私ごとき落ちこぼれが人材育成をしたいなんて傲慢すぎることですが、誰かがやらなければ世の中は変わりません。
やってみたいことに活かせる経験を洗い出す
自分がやってみたいことを考えたら、次は今持っている知識や経験、スキルの中で活かせるものを考えてみましょう。趣味や独学でも活かせるものがあるかもしれません。
誰しも色々な経験を積んできているものです。自分には普通でも他人には特別な知識や経験もあるでしょう。
私の場合はIT人材の育成にマネジメント経験が活かせそうです。IT業界でエンドユーザー直請けの案件をマネジメントしたことがある人は極めて限られます。長年そんな事をやっている人はごく一握りです。
ここから教えられることもあるでしょう。
終わりに
今回は帰省したときのような考える時間ができたときに、一旦立ち止まって、振り返りをすることと、やりたいことを考えることについて書き出してみました。
日常のモヤモヤが少しでもスッキリすればいいですが、中々そうもいきませんね。
とはいえ書き出してみることは大事です。頭が一杯になったときやモヤモヤしているときは、書き出しましょう。