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エッセイ369.コ◯◯と勝負(1)室内編
そろそろ温かくなり、湿気も多くなった今日この頃。
「あんたのアパートにコバエいない?」
「え、めっちゃいるよ」
と、次女と話しました。
割と近くに住んでいる次女、合鍵もくれて、
いつでも休憩にきやぁ〜と言ってくれますが、
コバエがいるうちは行きたくないかも。
そのぐらい私はコバエが嫌い。
私と同様に、嫌いな人のため、タイトルもコ◯◯としたぐらいです。
だって、コ◯エ、じゃあ、まだまだわかりますもんね。
過去に散々書いてきたことですが、家の中にいるあれは、
食べ物の発酵臭の好きなショウジョウバエと、
室内の植物の土に卵の形で入ってきやすいノミバエ・キノコバエ、
さらにお風呂などの排水部分に発生するチョウバエなどです。
それぞれ対策は違いますが、今日ははじめに、
室内の彼奴らへの対応について、書いてみたいと思います。
ショウジョウバエを出なくするには、生ごみを密閉するのが一番です。
料理中、いちいち密閉などやっていられなくても、
その日の料理が終わったら、ビニール袋に生ゴミを入れて口を縛り、
さらに電子レンジでチンをしてから捨てると完璧です。
コバエの類は、卵→生まれる のライフサイクルが早いため、
生ゴミをあまり密閉せず、のんびりと大きなゴミ箱に入れていくと、
ゴミの日までの数日に、うわぁ・・ということになるからです。
私はシンクにゴミ入れを置かず、これにどんどん野菜屑などは入れていき、
1日の終わりにレンチンし、暖かいうちに生ゴミコンポストバッグに入れてしまいます。
これです。
![](https://assets.st-note.com/img/1686703336982-0lQwgQTcFI.jpg?width=1200)
生ゴミコンポストバッグは、菌類だけでなく、他の生き物にとっても、
とても嬉しい、温かくて湿度の高い環境です。
かぼちゃの種から発芽したり、
発酵を助けてくれるので歓迎されるミズアブ、コナダニなどもよく見られます。
私は毎日、ゴム手袋をはめてコンポストの中身を天地返しをしているし、
レンチンした生ゴミを入れているので、
バッグを開けて、うわぁ〜〜〜! は ありませんが、
それでもコナダニは結構、出てきては消えていきます。
これに、うっかり混入したコバエなどがいて活動されると、
すごく嫌ですので、卵があっても生き残らない手立てをとりつつ、
毎朝台所に座り込んで、ぐいぐい、ぐいぐいと中身を混ぜています。
(生ゴミを家から出さなくなって、今日ではや、7ヶ月です)
これで、ゴミの近くをうろつくショウジョウバエはいなくなりました。
さて、私は花は全く育てませんが、もらうことはありますし、
今年の母の日は自分で西友で鉢植えのカーネーションを買ってきました。
これをやると、土があるために、ノミバエ・キノコバエはでます。
また、外から入ってくる植物には、宿敵のアブラムシがいることがあり、
奴らの中には、糸を出して外から飛んでくるものもありで、
その侵入はどうしても避けることはできません。
ちなみにこちら、同じマンションで一切のお花管理をしてくれている方からいただいた紫陽花。
![](https://assets.st-note.com/img/1686703538783-oASmOio15f.jpg?width=1200)
この方のおかげで、私のマンションは、季節の花にいつも囲まれています。
高級住宅地の真ん中にポツンと建っている庶民派マンションでして、
一歩外へ出れば、この方のお世話する花が爛漫とマンションを囲み
駅までの道も、今なら遅いバラと紫陽花で、植物園のようです。
いいなぁ〜お金持ちの人。
そのほか、この前遊びにきた友達がくれたインパチェス、
枯れかけのカーネーションの2つの鉢植えも、室内にあります。
ここから発生するコバエ許すまじ。
どうするかというと、鉢植えには、表面の土の上に、
セラミス・フィードという高温焼成の粘土の砂利を敷きます。
コバエは土中2、3センチのところに産卵するので、
厚めにこれを敷くと、まあまあ防げます。
その上に、展着材・木酢液・ニームオイルを混ぜた液を噴霧、
さらに、流しの中に鉢を置いて、このミックス液で灌水します。
これで室内の土物の手当てはばっちりです。
コバエばかりか、アブラムシも防げています。
さて、問題は、いつも栄養のある水に浸かっている水耕栽培です。
一番いいのは、アクリルの大きい箱を買ってすっぽりかぶせることですが、
まだ見つけていません。
防虫不織布でキャンディー包みをしていたときもありましたが、
野菜が伸びてきて、あたまがすぐにつかえる。
サランラップも同じです。
そこへ、いいものを見つけました。
100均で売っている、ボウルに被せるシャワーキャップ状のもの。
あまり大きい器では間に合いませんが、
発芽から植え替え前まではいいみたい。
張りがあるため、上部の2箇所の両端を摘んでひっぱると、
なんとなく、温室の屋根状に、形ができてとどまっています。
このとき気をつけないと、伸びてきた芽を引っ張って抜いてしまうことがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1686703936833-WZRGerBPno.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1686703938937-Q2mrGThYSj.jpg?width=1200)
全くの密閉状態にはならないので、野菜も嬉しそう。
ハダニ・アブラムシ・特にコバエはとても小さく、
網戸の目からも突入してきますので、
今の所、この防護テントはうまく行っているように見えます。
続きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686704135471-Pg3JCBc0sw.jpg?width=1200)
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