
もうすぐ命日
愛する三男はまだ3歳でした。
昨年末、突然お空に行ってから
もうすぐ1年が経ちます。
最近胸が苦しくなるのは
命日が近づいているから、と
私は思うのです。
我が子を失う経験、なんて
世間一般的にはレアケースかもしれませんが
広い世界に目を向けてみれば
毎日ニュースで子どもが事件や事故
はたまた災害や戦争で命を失っているのが
現実です。
そして、その子どもの数だけ遺族が存在し
遺された家族は悲しみと共に残りの人生を
生きていかなければならないのです。
当事者になって初めて気づくこと。
ニュースのその向こうに在る家族を思うと
胸が痛くなる日々です。
どこか他人事だった私は
ある日突然当事者になったわけです。
一気にどん底まで堕ちました。
恐らく、これ以上の悲しみはないだろうと。
子どもを喪う経験なんて
私の周囲にはそうそうありませんでしたから
沸き起こる様々な感情に
どう対処していいのかわからず
ただただ、一生懸命に
抜け殻なりに
遺された家族と向き合おうと
ガムシャラに、この1年を生きてきました。
もう1年が経った。
でも、まだ1年。
お空の息子と会えるのはあと何年?
少し立ち止まりたくなりました。
これからも長く続くグリーフと
私はどう向き合っていく?
