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彼女は寝ている夢を見ていた

わたしはなぜ寝ているのだろう…
心地よさそうに眠っている自分を不思議に思った
と同時に、いつになったら起きるのだろう…
そう感じてもいた

「お~い」「ここで何しているの?」
呼びかけてみた
反応なし

軽くほっぺたを撫でてみた
肩を揺すってみた
反応なし

そこで目が覚める
はっきり覚えている夢
”何であんなに眠っていたのだろう”
”いつ起きるのだろう”

不思議な感覚
確かに夢の中で眠っていたのは自分自身だけれど
自分自身じゃない…そんな感覚
どこが違うんだろう 何が違うんだろう

一つ一つ夢の中のじぶんを思い出していた
「わたしブルーのアイシャドウしたことない」
「わたしドレッドヘアしたことない」
「わたし大きなフープピアスしたことない」
「わたし派手なビキニ着たことない」

でも…どれも
やってみたかったことだ!!

なんで?なんで夢の中のわたしはやっているの?
なんで??

『やろうとしないからだよ』
そんな声が聞こえた気がした

何を気にしてる?
ブルーのアイシャドウもフープのピアスも
ドレッドヘアも派手なビキニも
じぶんがやってみたいことならやってみればいい
やらずにじぶんで結果を出している
「変だってきっと言われる」
「似合わないってきっと思われる」
独りよがりの独り相撲

眠っているじぶんを
目覚めさせるのは自分自身
他の誰でもない
あなた自身

本当のあなた自身をこれからどうする?
眠ったまま?
それとも…

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