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2024/11/23 上野奏楽堂で「こどもの歌」を聴く
上野公園の奏楽堂へ行ってきた。
奏楽堂とは、
東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校の施設として、明治23年に建築され、日本における音楽教育の中心的な役割を担ってきました。2階の音楽ホールは、かつて瀧廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、三浦環が日本人による初のオペラ公演でデビューを飾った由緒ある舞台です。
上野公園にあるのでその前をたびたび通っていたが、これまで中へ入る機会がなかった。團伊玖磨と大中恩のコンサートがあると知り、ちょうど良い機会だと思い、行くことにした。
JR上野駅からほど近い場所だが、今回は千代田線の根津駅から行くことにした。というのは、コンサートの前に、気になる町中華で五目ラーメンを食べようと思ったからだ。なぜ音楽会の前にラーメン?と言われそうだが、これまで昼時にこの店の前を通るチャンスがなかった。いつかそのうちと言っていると、いつかはやって来ない。今日だ!(笑)
しかし、今回もダメだった。早く着きすぎて開店前。そもそも、まだお腹が空いていなかったので、次の楽しみにとっておくことにした。
次に、少し先にあるカヤバコーヒーへ向かった。昼前だというのに混雑している。外でお待ちくださいと言われ、やめた。
奏楽堂に近い国際子ども図書館のカフェも気になっていた。ここなら空いているだろうと思ったが、お休み。
すぐ隣の黒田記念館の中に上島珈琲がある。一階やテラスの他に、二階でもコーヒーが飲める。少し並んでやっと入ることができた。いやはや人出が多くて驚く。
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二階には光が燦々と入ってきた。コーヒーを飲み終わってもまだ開演時間まで間があったので、芸大前の旧屏風坂通りの紅葉を撮ることにした。
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さて、今日のコンサートは、「生誕100年 日本歌曲の軌跡 團伊玖磨と大中恩」という企画展だ。
音楽に疎い私は、歌曲と言われてもよく分からない。しかし、お二人が作曲した「こどもの歌」はよく知っている。
團伊玖磨作曲の「おつかいありさん」「おなかのへるうた」「やぎのゆうびんやさん」、そして大中恩作曲「おなかのへるうた」「サッちゃん」「犬のおまわりさん」を皆さんもご存知だろう。
ピアノの伴奏、そして櫻井愛子さんと紀野洋孝さんの美しい歌声で、子どもの頃のことが懐かしく思いだされた。
また、展示室で、貴重な自筆資料や写真なども拝見できた。
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窓に、葉を落とした木々の影が映っていた
奏楽堂は国の重要文化財に指定されている。そんな建物で、ふだんコンサートに行ったことのない私でも、気軽に、また手頃な料金で素晴らしい音楽を聴くことができる。
年明けには、「日本の歌」を聴くことができるそうだ。また行ってみたい。