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性転換手術はかえって自殺やうつ病を増やす、オックスフォード大学調査

これはOxford Academic Journal of Sexual Medicineに掲載された論文で、110万7千583人の18歳以上の性違和患者を対象に行われたもの。それによると手術をすると鬱や不安症や自殺願望などがより酷くなるという結果が出た。

男性でも女性でも性転換のための何らかの手術を受けた人は精神に異常をきたす人が多いという。特に男性から女性っぽく見せる手術をした人の方が女性から男性に見せる手術をした人より精神を止む確率が高いという。

男性では、うつ病(25.4% vs 11.5%、RR 2.203、P < 0.0001)と不安症(12.8% vs 2.6%、RR 4.882、P < 0.0001)の有病率が高かった。女性も同様の傾向を示し、うつ病(22.9%対14.6%、RR 1.563、P < 0.0001)と不安症(10.5%対7.1%、RR 1.478、P < 0.0001)が上昇した。女性化した人は、うつ病(RR 1.783、P = 0.0298)と物質使用障害(RR 1.284、P < 0.0001)のリスクが特に高いことが示された。

Oxford Academic

今まで我々は性転換治療は命を救う治療だと言われてきたが、実は術後のほうが自殺願望が増えるというわけだ。私はこの結果には全く驚かない。

性違和に悩む人に必要なのは身体を改造することではなくて、精神の治療をすることだ。実際に身体を異性に近づけたことによって性違和に悩まなくなる人もいる。多分そういう人は本当に性同一性障害に悩む人なのだろう。だが単に自分の悩みが性違和のせいだと勘違いした人が不可逆的に手術などしてしまうと、本当はそうじゃなかったと気が付いてももう遅い。取り返しのつかないことになってしまう。だから余計に鬱になったり自殺願望になったりするのだろう。


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