苺畑より

アメリカ在住40年以上の帰化人です。アメリカ内政、国際情勢、ジェンダークリティカル、そして映画や娯楽番組など、好き勝手なことを書きますのでよろしく。

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最近の記事

李琴峰氏のカムアウトに思うこと

作家の李琴峰氏がトランスジェンダーであることをカムアウトした。「トランスジェンダー追悼の日、アウティングされ声明」より。強調は本文のまま。 ***カカシ注:このノートの記事は11月21日現在ノート運営側から削除された。李氏にはその理由はわからないとのこと。それでフェイスブックの方に移したそうだ。*** 誰も驚かない李氏のカムアウト宣言 李氏の話をしばらく追ってきた人なら、このカムアウトは全く驚きでもなんでもない。李氏が「生まれた時に男性として登録」され成人してから法律上の

    • ノンバイナリ・Xジェンダーこそが究極のミソジニー

      私は以前にトランスジェンダリズムは今や左翼による女性蔑視だと書いたことがあるが、その中でも特にひどいのがノンバイナリー(NB)もしくはXジェンダー(XG)という思想である。そして私は生得的女性によるNB/XG自認が一番のミソジニーだと思ってる。 前回も書いたが、私はNB/XGを名乗るひとたちは、「らしさ」にこだわりすぎて個人の個性というものを見逃していると思う。 LGBTQ+活動家の人たちは、常に伝統的な家父長制度を攻撃し女性や男性の役割を拒絶してきた。にもかかわらず伝統

      • 沈むトランス船から逃げる左翼リベラルネズミたち

        私は今年の3月31日にXでこんな宣言をした。 だが私はトランプ大統領の選挙陣営がトランスジェンダリズムをこんなにも効果的に使うとは予測していなかったので、その素晴らしい結果に驚いている。 ドナルド・トランプは選挙運動が大詰めに迫った時にカマラ・ハリスが2019年に左翼革新派の票を取るために刑務所で囚役中の男性が女性を自認し始めたらその男性の性別適合手術を税金を使って施すべきだと語ったビデオを活用して、ハリスが求める世界はこの異常な世界なのだというメッセージを訴えた。 こ

        • ノンバイナリーやXジェンダーなんて性別はない、それはただの個性でしょ

          最近はジェンダー概念が流行しているため、『なんとか自分もLGBTQ+というグループに参加したい、でもホルモン治療や整形手術なんて怖くてできない、そうだ!ノンバイナリー・Xジェンダーってことにしよう!』といってごく普通の人が自分たちは何か特別な性別であるかのように言い出すことが増えている。そしてこういった人たちがなぜかトランスジェンダー活動を牛耳るようになっているという。ま、その話は一旦置いといて、ノンバイナリ(NB)やXジェンダー(XG)なんて性別は存在しないという話をしよう

          穏健派トランス活動家、ブリアナ・ウーの例に見る

          先日は過激派トランス活動家(TRA)のエリン・リード(Erin Reed)について書いたが、今日はちょっと趣向を変えて穏健派TRAのブリアナ・ウー(Brianna Wu)について書いてみよう。 私がブリアナ・ウーの名前を最初に聞いたのは10年前に起きた最初のゲイマーゲートの時である。 **ゲイマーゲート(2014-2015)とはビデオゲーム産業における女性を標的にし特にフェミニストのメディア評論家のアニタ・サーキシアン(Anita Sarkeesian)そしてビデオゲーム

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          潮目が変わったアメリカのトランスジェンダー問題に危機感を持つトランス活動家

          エリン・リードと言えば有名な女性を自認する男性(MtF)のトランスジェンダー活動家として悪名高いが、本日彼が昨今のトランス自認男子の女子スポーツ参加を巡ってトランスジェンダリズムが危機を迎えているという話を書いている記事を見つけたので読んでみたい。 今回の選挙で民主党が惨敗した理由のひとつとして、民主党によるトランスジェンダリズム推進方針があったことは誰もが認める事実である。そこで民主党の中からも、今一番問題になっている女子自認の男子による女子スポーツ参加を推進するのは諦め

          潮目が変わったアメリカのトランスジェンダー問題に危機感を持つトランス活動家

          子供時代女々しいと虐められ腹いせに性転換して女を殴る仕事についたMMA選手

          先日「私たちは怪獣じゃない」...総合格闘家のトランス女性が訴える「チャンス・公正・正義」の必要性という記事を読んで、その不誠実な内容に非常に腹が立った。この記事はアラナ・マクラフリンという女性自認の元陸軍特殊部隊の兵士が、いかに総合格闘技(MMA)で差別に耐えてきたかというお涙頂戴の記事である。 マクラフリンは子供の頃から小柄で内気な少年だった。男は男らしくふるまうべきという環境で育った彼はよく虐められたという。虐められていることを家族に相談してもやられたらやり返せと言わ

          子供時代女々しいと虐められ腹いせに性転換して女を殴る仕事についたMMA選手

          男と女の脳機能は全く違う!スタンフォード大学の研究結果

          こちら拙ブログに以前に書いたものなのだが、こちらでも紹介しておこう。参考にした記事はこちら。 最近行われたスタンフォードの調査では20歳から35歳までの1500人の男女を対象にAIを使って行われた。その結果の主な点をまとめると、、 女子と男子の脳には著しい違いがある 女子と男子では重なる部分が全くなく、男女の脳機能が繋がっているという理論を否定している。 男性パターンの脳結合は男性の認知機能を予測したが、女性の認知機能は予測しなかった 女性パターンの脳結合は女性の認

          男と女の脳機能は全く違う!スタンフォード大学の研究結果

          経産省、遂に政治的圧力に屈服して女装男の女子トイレ制限を撤廃

          先日朝日新聞の「『なぜ、これほど時間がかかったのか』経産省が女性トイレ制限を撤廃」という記事を読んだ。期限付き無料記事プレゼントだったので本文の引用は最低限にするが、要するに、何年もかけてトランスを自認する女装男が職場の女子トイレを無制限に使わせろと訴えていた件で、最高裁まで争い勝訴したにもかかわらず、経産省は一年半も制限を撤廃せず、これまで通り職場から二階以上離れた女子トイレの使用を強制していた。それが政治家やガタイの逞しいトランス自認活動家の畑野トマト氏などの突撃をうけ、

          経産省、遂に政治的圧力に屈服して女装男の女子トイレ制限を撤廃

          人々がトランスジェンダリズムを拒否した事実に気付けない左翼

          先日のCNNのパネル会議で、なぜ民主党は一般庶民から見放されたのかという話になった時、男子による女子競技参加について話そうとする保守系政治評論家のシャーマイケル・シングルトン(Shermichael Singleton)に向かって別のゲストのひとりジェイ・ミカエルソン(Jay Michaelson)が怒鳴り散らして何度も遮るという一場面があった。 シングルトンが「思うに多くの家族が男子が少女のスポーツに参加すべきでないと考えています。」と言うとマイケルソンが「彼らは男子じゃ

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          トランプ次期大統領、就任初日にジェンダー肯定医療を全面的に禁止すると宣言

          これは去年の2月にドナルド・J・トランプが発表した宣言。ついにその時がくる。

          トランプ次期大統領、就任初日にジェンダー肯定医療を全面的に禁止すると宣言

          中絶法に気を取られて、もっと重要な女性の心配を無視したカマラ・ハリス

          選挙運動中カマラ・ハリスの政策と言ったら妊娠人工中絶の話ばかりだった。女性へのアピールに必死だったのは解るが、女性が気にかけているのは妊娠人工中絶の話だけではない、というよりほとんどの女性はそんなこと心配していない。トランプの中絶に対する姿勢は、各州が独自に決めるべきという最高裁の判決を尊重することであり、全国的に例外なく違法にするなどという話は一度もしたことがない。 そんなことより女性たちが気にしているのはトランスジェンダリズムやLGBTQ+及びDEIによる女性の尊厳への

          中絶法に気を取られて、もっと重要な女性の心配を無視したカマラ・ハリス

          思春期ブロッカーは子供の性違和緩和に役立たないという調査結果を隠蔽していた研究者たち

          先ず最初にトランスの子供など存在しないと断言しておく。思春期前の子供が自分に性違和があるなんてのは活動家のでっちあげた作り話でしかない。まだ自分が人間であるという認識すら薄い子供に性自認なんかできるわけがない。サンタクロースを信じてる子供に後戻りできない将来を決める決断能力などあるはずがない。 さて、では本題。こちらXで見つけた記事。ニューヨークタイムスによると、米国議会の委員会は現在、「ジェンダー医学」の研究のための970万ドルの助成金の監督を行っているが、この研究でジェ

          思春期ブロッカーは子供の性違和緩和に役立たないという調査結果を隠蔽していた研究者たち

          やっぱり男だったアルジェリアの女子ボクシング金メダリスト

          先のパリスオリンピックで女子ボクシングの金メダルをとったアルジェリア代表イマーン・カリーフ選手が実はDSDの一種であるXY5ARI(5-alpha reductase insufficiency)症状を持つ男性であると漏洩した診療書類から明らかになった Reduxxマガジンの報道によると、この書類はフランスのジャーナリストのディジャファー・エ・オーディア(Djaffar Ait Aoudia)氏が取得したもの。このリポートはパリのレ・クレムリン・ビセター(Le Kremli

          やっぱり男だったアルジェリアの女子ボクシング金メダリスト

          「特例法の外性器要件を撤廃しても性犯罪は増えない」というトランスジェンダー活動家の藁人形理論

          noteで何故か自分が批判してるキャスレビューを名乗ってる人がいるが、彼の書いてることはトランスジェンダー活動家のプロパガンダだけなので、今現在TRAが何を考えているのかを知る上では参考になる。本日も面白い記事を紹介しているのでそれに関する私の感想を書いておこう。こちらがその記事。性別不合(性同一性障害)の診断や要件の撤廃で「性暴力が増える」と考える人が見逃している3つの誤解|キャスレビュー(キャス報告書) キャス氏は特例法の要件を全部撤廃してセルフIDに変えることを奨励し

          「特例法の外性器要件を撤廃しても性犯罪は増えない」というトランスジェンダー活動家の藁人形理論

          サンホセ大学の副コーチ、トランス選手の参加に苦情を言った途端に大学側から無期謹慎処分にされる

          この間から話題のトランス自認選手を巡るサンホセ大学(SJSU)の女子バレーボールチームについてだが、同チームの副コーチがトランス自認選手の存在を巡って大学側にタイトルIX(スポーツのおける男女差別を禁止する法律)をもとに苦情を申し立てたところ、反対に大学側から謹慎処分されるという事態が発生した。 コーチの名前はメリッサ・バティースムース。彼女の提出した苦情によると、トランス自認男子選手のブレア・フレミングは対抗チームと徒党を組みサンホセのスパータン(サンホセ大のチーム名)の

          サンホセ大学の副コーチ、トランス選手の参加に苦情を言った途端に大学側から無期謹慎処分にされる