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戦時下でも負けずに幸せになる~ウクライナのパパコーチとの願いはひとつ

ニュースをそのまま鵜吞みにせずに自分で考える力を鍛えることが、今の時代には求められる能力のひとつだと思いますが、更にもう少し踏み込んで、実体験的にその出来事を捉えられるようになると、ニュースを観ながら新しい”問い”に気づけるかもしれません。

それは、自分にとっても身近なものであると共感しながらニュースを観ると、様々な構想が頭に浮かんでくることがあります。

ニュースを身近なものと気づかせるポイントは・・・

「自分と同じ立場の人は世界にはたくさんいる」
「彼らは何を思っているのだろうか?」
「自分だったらどうする?」

私はNHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』を観ていることは以前にもご紹介しましたが、国際ニュースを扱っている別のNHK番組『国際報道2023』の両方を続けて観るのが、習慣化されています。

両番組とも、世界のニュースを分かりやすく解説してくれるし、沢山のニュースを報道してくれるので、多様性ある社会を楽しみたい!と思っている自分にはありがたい番組、本当にかけがえのない存在となっています。

そんな両番組で本日取り上げたニュースに、【いまのウクライナの子供たちの様子】を取り扱ってくれたのですが、その内容を知ったとき、

「まったく他人事ではない!ウクライナのパパコーチ達、がんばれ!」


という願いが強くなりました。今回はそのことをボソッとしたいと思います。

子供たちの学びの場を守ろうとする大人たち~『国際報道2023』より

戦時下でも子供たちの学びの場を守り続ける決意をした大人たちが紹介されていました。

防空警報が出されても常時授業ができるように、地下室を教室に改造したり、警報が長引いて地上に上がれない場合に備えて学校内に食料を備蓄したりして、子供たちを守りつつ、学びの場を必死に守ろうとする大人たち。

また、子供たちの心への負担を軽減する工夫もされており、防空警報が発令された際に流れるアラーム音は、子供たちでも歌えるウクライナの音楽に変えていました。

アラーム音を子供たちは楽しく歌っていたのがとっても印象的でした。この工夫により子供たちは落ち着いた避難行動ができるようになったそうです。

希望を失わないで生きる市民たち~『キャッチ!世界のトップニュース』より

戦時下でも子供たちは大好きなサッカーや歌をやり続けている姿、決して夢をあきらめないという子供の姿を見ることができて、たくましさを感じたとともに、夢を持つことの大事さも実感しました。

その中でも最も印象的だったのが、雪の中、サッカーをしている子供たちに寄り添っている大人の姿でした。

「あっ、見守っている大人は、もしかしてパパコーチか!?」
「そうだ、夢をあきらめないと頑張っている子供たちを支えているパパコーチはウクライナにもいるんだ!」
「自分と同じ立場の人はウクライナにもいるんだ!」
「自分がウクライナにいても、たとえ戦時下でも、子供たちとともに伴走したいと考えるはず!」

戦時下でも子供たちの心理的安全性は確保できるはず!

ニュースで知りました、懸命に子供の学びの機会を確保しようとする大人たち、大好きなサッカーも歌も続けさせてあげて、子供たちに夢をみさせてあげようとする大人たちが、戦時下でもいるんだ!

ウクライナのパパコーチ、どんな気分で子供たちと接しているのだろうかと、パパコーチの立場から考えると、様々な気づきをすることができました。

昨日アップした記事『幸せなチーム作り~パパコーチは心理的安全性リーダーになろう!』では、幸せなチームを作るためには子供たちの心理的安全性を確保することの大事さをボソッとしましたが、そんなこと、戦時下でもできるのだろうか・・・

いや、きっとウクライナのパパコーチ達もきっと子供たちのために幸せなチーム作りをしているはず!

なぜなら、ニュースで紹介してくれたように、ウクライナの大人たちはしっかりと子供たちの心理的安全性の確保をしていましたからね。

警報を子供たちの身近な歌にして子供たちの不安を和らげてくれていたり、地下の更衣室を教室に変えて安心できる場所で授業を続けさせてあげていたり・・・まさに、それこそ心理的安全性の確保!

自分だったらあんな状況でそんなことができるのだろうか、いや、どんな状況だろうと・・・

「学びの場は戦争中でも決してやめてはいけない、絶対にあきらめてはいけない」

「子供たちは未来のために、夢を追うことは決してやめてはいけない」

だからこそ、自分がウクライナのパパコーチだった場合でも、決してあきらめてはいけないのだと。


このようにニュースを考えると、自分にとって本当に身近な問題だと気づかされます。

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