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アンノーンはポケモン、アンラーンは?
こんばんは、つちいじりです。
3月もあと3日。桜も満開ですね。
突然ですが、アンラーンできてますか?
アンラーニング "unlearning"とは
Learning=学習に、打消しを表す接頭辞 "un"。
つまり、学ばないことや学んだことを忘れること
ではなくて、過去に学んだ知識や経験を棚卸して、新しいものさしを取り入れて修正することです。
日本語では「学習棄却」と呼ぶようです。
このアンラーニングという作業が、今個人にも組織にも求められています。
なぜか?
知識や価値観が固定化することが、変化の激しいこの時代にとって大きなリスクになっているからです。
時代遅れ人間とならないための方法がアンラーニングです。
PCやスマホと同じく、わたしたち自身や集団としての組織も定期的にシステムアップデートが必要だということです。
アンラーニングの3ステップ
アンラーニングにはお作法というものがあります。
現状認識
取捨選択
自己変容
最初にすべきことは、今の自分がどういう状態か認識することです。
それも客観的に評価することが重要です。
これまで蓄えてきた知識や経験、性格的な強みが、「今」の環境で必要とされているか、さびていないのかを自己評価することです。
メタ認知なんて呼ばれる作業です。
これはひとりでやるにはなかなか難しいことですが、
年度の変わり目はその難易度がやや下がります。
年度末の振り返りで自己評価や他者の評価を能動的に受け取りやすいタイミングだからです。
次にすべきことは、自己認識した現在の自分の知識やスキルを「必要なもの」と「必要でないもの」で分ける作業です。
これまた酷な作業です。
せっかく積み上げてきたことを、自ら無力化する自己否定の工程。
ここでも誰かの目があるとよいですが、できれば自分とそれほど近くない人がいいのではないでしょうか。
家族や友人、直属の上司は無意識にあなたを擁護してしまうからです。
やや遠い人と言っても難しいですよね。
手っ取り早く効果的な方法があります。
仕事のことであれば転職コンサルタント、ライフプランであれば、コーチングコーチなどのお試し相談や体験セッションを受けてみましょう。
転職コンサルタントは今の仕事を辞めるつもりがない人にとっては無縁に感じるかもしれませんが、だからこそおすすめします。
組織や業界の硬直化や手詰まり感は中の人には感じにくいものです。
胸をかりる気持ちで、フラットな目を持つプロの人に相談してみましょう。
アンラーニングの仕上げは、「自己変容」です。
これまでの2つのステップで内省して、方向性を決めるところまでできています。
あとはやるだけです。
しかし、それが難しい。それが簡単にできるならアンラーニングなんて言う言葉も流行らないでしょう。
インターネットで、「アンラーニング 実践」などで調べると、最後は自己変容に向けた仕組みづくりとして、1on1ミーティングでの定期的なチェックやモニタリングをという締め方が多いようです。
あえて言いましょう、それで本当に変われますか?
最後の最後に他人まかせでいいですか?
仕組みが整っていると、そこに甘えてしまいます。
それが持続的な自己成長への阻害要因になってしまう可能性があります。
最後は変わるのは難しいと認識した上で、新しく学ぶこと、修正することを楽しみましょう。
自分を信じましょう、そして一歩を踏み出しましょう。
今日は、最近よく聞くアンラーニングについて書きました。
新年度に向けて、何か気づきになれば幸いです。
ではまた。
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