【言葉】関わりしろ
日本語は便利だ。
何でもくっつけて自由に名詞句を作ることができる。
その中で今一番気に入っているものがある。
「関わりしろ」だ。
〜+「しろ」は、〜の名詞のスペースを広げてくれる。
「〜しろ」界の王様といえば、のりしろ(糊代)だろう。
インターネットで調べると、
のりしろとは、のりをつける余分の部分 と出てくる。
余白や余分、これがあるとないとでは大違い。
余白があると、物事がきれいにまとまったり、気分が落ち着いたり、ストレッチできたりと良いことづくめ。
そこから生まれたであろう言葉が「のびしろ」だ。
誰かや何かの成長の余白を表す言葉で、わたしは大好きだ。
何か課題にぶつかれば、それは「のびしろ」だと思う。
世の中には、のびしろしかない。
そして、たどり着いた〜しろが「関わりしろ」だ。
関わりしろという言葉は、地方創生やまちづくり、コミュニティ作りの人たちの中では、一昔前から知られた言葉のようだ。
この言葉の生みの親(?)ソトコトの編集長・指出一正さんの言葉を引用すると
まさにその通りで、お互いの課題=弱みをさらすことで、成長のきっかけを作る。
それが関わりしろという言葉。
取り付く島もないツルツル、ピカピカではなく、ガサガサなんだという関わりしろの質感も含めて、指出さんの言葉の感性が良い。
関わりしろは、ライフワークになる。
関わりしろは、おもしろい。
関わりしろは、自利利他。
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