【美瑛でしたい100のこと】かまいたい宿 ONE and ONLYに泊まりたい!
chapitre 40
美瑛駅から車で10分、美瑛の丘のふもとにある1日1組限定の素敵な宿”かまいたい宿 ONE and ONLY”をご紹介します!
オーナーの岩本夫妻はイルカと一緒に泳げるドルフィンウォッチングで有名な東京都御蔵島で御蔵荘の支配人として働いた後、独立をし、長年の夢である理想の宿を2023年秋、美瑛にオープンしました。
宿では寝室の他に食堂、多目的ルーム、お庭にはハンモックやバレルサウナなど大人も子供も楽しめる素敵な空間になっています。
お庭からは特徴的な赤い屋根の家と広大な丘の景色が一望できます。
運がいいと窓から動物たちが遊びに来ている姿を見ることができますよ。
お風呂やトイレはバリアフリーに対応していたり、子供が使いやすいような低い洗面台も用意されていたり家族で来ても安心してゆっくりとくつろげる優しい工夫がされていました。
詳しくは、下記のことりドローンの素敵な映像で、室内の様子などをご覧ください。
優しいのは設備だけではなく、料理も美瑛の農家さんのお野菜を使っていたり野菜ソムリエ、栄養士で発酵ソムリエのお二人がこの地の食材や発酵食品を使用した四季折々の料理をお客様一人一人に合わせて体の中から元気になれるメニューを朝と夜におもてなしをしています。
オーナーの岩本夫妻は、美瑛の生産者を支援し、収穫も自分たちでお手伝いしているので、様々な生産者の美味しい野菜がこのペンションに集まってきています。
7月に訪問した際は、アスパラガスの収穫が終わり、名残りの春野菜満載で、発酵調味料を使ったコース料理です。メインディッシュのソースは真っ白で、とても珍しい春の百合根。ハネ品を地元生産者から分けていただいたものだそうです。
ジビエは元自衛官のスナイパーが狩猟したそうで、臭みもなく、柔らかくて旨みのある贅沢な味でした。東京では何気なく食べていましたが、北海道のジビエは猟師の腕があって、初めて美味しい料理ができるものだと実感します。
美瑛はおいしい食材が多いのですが、それを料理にしてストーリーを伝えられる人はまだ少ないと感じています。岩本夫妻は、美瑛の食材を語れる料理人として素晴らしく、旅をしながら、その地域の美味しいものを食べたい方に訪れていただきたいペンションです。
季節の移り変わり毎に訪れていると、新しい発見があり、こうして岩本夫妻のように地元で頑張っている料理人にお会いできると、本当に嬉しく思います。
こちらに泊まると、天の川も見ることができます。夏の大三角形、天の川までiPhoneで撮影できました。
店名:かまいたい宿 ONE and ONLY
住所:〒071-0244 北海道上川郡美瑛町福富美沢
料金:大人2名39,600円〜
ホームページ:https://oneandonly-hokkaido.com
電話番号:0166-74-6794
本記事は、美瑛町地域おこし協力隊インターン 木村大樹さんが書いたものを編集しました。
木村さんは2024年春、東京の製菓調理師専門学校を卒業後、美瑛で働いています。活動内容について詳しくは、daiki_c0ffee Instagramをご覧くださいね。