自己紹介 | 2024-10-29

ようやく長い長い研修期間が終わり、今週から通常業務に組み込まれて歯車になっていく事になったわけですが、中途入社の人間というのが組織に馴染むにはどうすればいいのか、というのは転職のたびに考えることであり、明らかに余所者である人間が信頼を勝ち得て協力を仰いでいくというのはただ単に歯車として空いた場所にハマるというだけではない苦労があるわけです。

新卒というのは枠を用意され、丁寧にランディングを促される事が多いようですが、即戦力となるとじゃああとは経験を活かしてよろしく、となりがちですし、人間関係の構築というのも期待はされるもののケアはあまりされないという状況に陥ることが多いです。その点、今の会社はその辺が手厚く、各部署への紹介もしてくれるし、研修も懇切丁寧にしてくれるし、と驚くような厚遇だなと思います。まあそれだけ今まで辞めていった人も多くいたのでしょうし、それに懲りているということなのかもしれませんが、いずれにしても経験から学び改善するというのは尊いことだと思います。

ネットワーキングと言うのか、挨拶回りと言うのかは分かりませんが、兎に角、うさぎのつの、と書いて兎に角、自己を開示して組織に受け入れてもらうというイニシエーションを通して人は心理的安全性について体感し、組織内での振る舞いについて学習をしていくわけです。こういうことを言っても反応されない、という経験を通して無難な話題とは何かを学んだり、積極的に自己開示をしているように見えるものの、その実本当に好きなものや大事にしている価値観については触れていなかったり、というコントロール方法を習得したりしていくものです。