時間的な余裕 | 2024-01-09
2024年が始まっております。過ぎ去ってしまった2023年を振り返る間もなく、始まってしまった2024年を迎えつつ、なんとかやり始めているという状況です。2023年には色々なことがあり、また、それは色々なことがあった、としておくのが良いのでは、というくらいの距離感で置いておくのがよいのではないかと思われます。深淵を覗き込む時にはまた深淵もこちらを覗き込んでいるのだ、という言葉の通り、過去を振り返る時というのは未来から振り返っているかのように見えるかもしれないけれど、過去のフラッシュバックに引き戻されているわけで、その振り返りが本当に必要なのか、ということをまずは考えなければならないのではないかと思うわけです。前に進むためには、何かを前と同じ状態にするためにやり直すのではなく、新たに環境を構築するという考えの方が適切なのではないかというのが鬱病からの再起何度目かのトライをする上での仮説としてあり、いままさにそれを実践しようとしているところであります。今の状態は、2023年11月の後半を悪い、とするのであれば、だいぶ良い、という感じでしょうか。やはり人間に必要なのは十分な休息、つまり何もしないという時間なんだろうなと思う次第です。
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