足を洗い合う
主であり、師である私があなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合うべきである。(イエス・キリスト、ヨハネ13:14 聖書協会共同訳)
イエスは捕らえられる前夜、使徒たちと最後の晩餐を行い、その席で弟子たちの足を洗われました。
当時はサンダルをはいて埃の多い道を歩き回っていたので、足がかなり汚れました。
そこで、客や主人の足を奴隷が洗ってきれいにしていたのですが、それと同じことをイエスが弟子たちにされたわけです。
この出来事から、今日は受難週の中でも洗足木曜日と呼ばれています。
また、平原綾香さんや米良美一さん、セカオワのSaoriさんらを輩出した洗足学園の校名も、その由来はこの話だそうですよ。
イエスは続けてこう言われました。
私があなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのだ。(ヨハネ13:15 聖書協会共同訳)
真の指導者とはかくあるべきだということですね。