第6回目 ~東方の博士たち①~
さて本日は、前回にお伝えしていた【間違い】についてです。
アップした写真を見ていただくと、あぁ、クリスマスの時によく見るやつね〜、と思う方もいらっしゃいますよね。
このように、東方の博士たちが贈り物を持ってきて、飼い葉桶(牛や馬の飼料を入れるかご)に寝ているイエスに会うという描写が意外と多いのです。
実は私もそのようなイメージでずっと思っていましたが、時期が完全に間違っていました。
結論を先に申し上げると、東方の博士たちがイエスのところへ来た時、イエスはもはや、飼い葉桶に寝ていなかったのでした!
東方の博士たちは、イエス誕生の知らせを星で知り、1000km以上の道のりを、一日多くても約30kmしか進まないラクダ に乗ってやってきました。
最低でも4〜50日はかかる行程。
しかも、当時のユダヤ地方を治めていた、ヘロデ大王のところにも立ち寄っています。
その間マリア達は、ずっと宿屋でイエスを飼い葉桶に寝かせたままではなく、ユダヤの慣習に従い、33日間の彼らの清めの期間を取り、イエスを主に捧げるためにエルサレムの神殿に行く予定に従い、宿屋から、家に移っていました。(誰の家かは不明。)
博士たちは、王の言ったことを聞いて出て行った。すると見よ。かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。
その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。
それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
マタイの福音書 2章9~11節
ここには、宿屋にある馬小屋でなく、家に入った、としっかり書かれています。
世の中ではいつの間にか、飼い葉桶の前で羊飼い達と一緒にお祝いしたかのように、お祝い感が勝手にアップグレードしていってしまったようです…(汗)
聖書を何度となく読むことで、こんな気付きができたこと、嬉しかったです!
次回は、この東方の博士たちの興味深い役割について、アウトプットしていきます。
Have a nice day!
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