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ちぎり絵の葉


森の深くに埋もれてしまいたい
時に風に擦れる木の葉の音を聴きながら
幹や枝、葉の不規則な動きをただただ見ていたい

静けさと肌寒さに少し寂しく感じるけれど
落ち葉とふかふかの土にすっぽりうもって
心地よい安心感を感じていたい

いつまでも夕方みたいに薄暗くて
時間感覚もないまま
じっと土の上で木々や空を眺めていたい


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色があるはずなのに、色味を感じない森。
何を撮るってわけじゃないけど、
木の葉がちぎり絵の細かな紙のようで、
ふっと息吹けば飛んでいってしまいそうに散らばって見えた。

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