ホットひと息つきましょ・・

心と体にいいこと #064

この年末年始も様々なスポーツ大会が
繰り広げられました。
試合前後のインタビューなどで
「頑張ります！」
「よく頑張った！！」
というシーンをよく見かけます。
この時期は受験を控える人も
必死ですね。
大学入試制度も色々変わりましたが、
今は「大学入学共通テスト」と称して、
今回は18・19日の土日に開催予定。
ちなみに私たちの頃は、
「共通一次試験」でした。

さてさて・・・私たちは、
とかく「頑張り」ます。
この「頑張る」という言葉は、
元気や勇気を抱ける言葉、
自分を奮い立たせる言葉、
時には自分をほめる言葉、
としてよく使われます。

とはいえ・・モノゴトは全て
表裏一体です。視点を変えると
心の葛藤・ストレス・疲弊感を
現す言葉ともいえます。

語源は仏教にあり、『我を張る』
『自我を押し通す』という
意味もあるようです。
自分の目標や到達点に向かって、
毎日休むことなく心身を働かせる。
そんな中で、過労状態であることに
気付くことができないくらいに
疲弊が進行していませんか？

心配になるのは、
＊他人目線
＊他人基準　で、
『今の地位を確保するため』
『周りから認められるため』　
に頑張っていませんか？
周りからの期待を背負って
無理をしてはいませんか？
こうした人に限って、
弱気なところや疲れた姿を
人に見せるのを
とても嫌ったりします。

この状態の解きほぐしは、
私の力量ではなかなか
上手くいきません。
この方の魂が、
「こうあらねばならぬ！」
「これが当然のこと」という
思い込み・価値観・執着などに
憑りつかれているからです。
こんな時、微力ながら私は、
「分かち合うことの大切さ」を
こんな風にお話ししています。

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良いことも悪いことも
相手を大いに尊重して、
分かち合ってみる。
そうすることで　
背負っている重い荷物を
少しだけでも軽く
しませんか？

どうしても気になる！
ということでも、時には
その荷物を肩から降ろして
ホッと一息つきませんか？

皆さんはその時々の事情を
それぞれに抱えています。
働き盛りの方は
＊家や車のローン
＊育児の真っ盛り
＊昇進できるかどうか　など
そのライフステージに応じて
様々な課題をお持ちでしょう。

「良きことも悪いことも」
「喜びも楽しみも」
「悲しみも怒りも」
自分一人で抱え込まず、
みんなで分かち合うこと。
そうしたことを続けていくことが、
「自分らしく生きる」という自分に
近づける方法の一つです。
「思考」も大切ですが、
『無心からの気づき』にこそ
自分への大きなヒントが
盛り込まれていますよ。
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そんな話をしていますと、
「なにを偉そうに・・」
「しゃべってばかりいないで
　早く楽にしてくれ～」
などとお叱りを受けそうですね。