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sharp's note- 2020年3月におきたこと

在外25年になります。カナダの大学で日本語を教えています。海外生活も長くなってきたし、娘たちはすっかり大きくなったし。仕事もそろそろリタイアメントが見えてきた。そして、ふと、気づいたんです。何か書き留めておくものがあればいいと思って来て、なかなかどこへ書いたらいいのか決められずにいたら、月日が流れていたことを。そして、忙しさを理由に、自分のことはすっかり後回しになっていました。

世の中はいつのまにか、紙と鉛筆がなくても大丈夫な世界になりました。それでも私はノートが好きで、あれこれノートに書いています。表紙の色やデザインや大きさが違うノートをプロジェクト別に作って、それを手帳の中に挟んで持ち歩いているので、手帳は重くなるばかりです。

2020年3月12日木曜日の午後11時過ぎ。そろそろ、急に授業が休講になるかもしれないなあと軽く考えていたところ、「明日の授業が休講になった」とメールが届きました。明日というのは、2020年3月13日金曜日。追い討ちをかけるように「先生、明日の授業は休みと大学からメールが来ました。テストはどうしますか。」という問い合わせのメールが学生から届きました。オンラインになるかもしれないという予言のようなメールから1週間。その間に、もう少し頑張っておかなかったことを心から後悔しました。眠れない日々の始まりでした。対面式の授業からオンラインへ。たった3日での移行です。藁にもすがる思いで情報を集めはじめて、 Twitterをよく見るようになり、たくさん助けられました。そして、noteというものがあることに気がつきました。

記録しておきたいことが沢山あります。Twitterは文字数に制限がありますが、noteは長めにかけるのでありがたいです。そもそも、ノートなので、あれこれ思うことを書いてもいいのかなという気楽な気持ちもあります。日本から連れてきた、トイプのTitanの写真だけは沢山あります(笑)。写真がある方が気持ちが上がるので、とりあえずは犬の写真を入れながら書き続けるのが目標です。


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