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たった一人夢を叶えるため"ガチで"走る人がいた…
今日紹介するのは、
「スローカーブを、もう一球」。
スポーツジャンルのノンフィクション短編集。
取材を受けた本人の生声が聞ける貴重な一冊。スポーツは人生を、時に狂わせ、時に楽しませる。
夢を本気で叶えようと思ってる人は日本に何人いるだろうか?
僕は極小数だと思う。だからこそ、"ガチで"やる人はそんなの無理だよと批判を受ける。
これは誰からも応援されなかった男の話。
石鹸を見て気づく
使い古しの、すっかり丸くなってしまった石鹸を見て、ちょっと待ってくれという気分になってみたりすることが、多分だれにでもあるはずだ。
使われるたびどんどん体が削られていく。
ふと人生でも同じことが起こっていることに気づいて恐怖を抱く。
立ち止まり、人生を逆回転させてみるのはナンセンスだろうか。
たった1人のオリンピック
1人のアマチュアスポーツマンがいた。
1975年はじめ、彼は東海大学に通う学生だった。高校は教育大(現・筑波大)附属大塚高校。有数の進学校で、彼も東大を目指した。
1浪2浪し、3回目も失敗し、東海大に進んだ。
そして23歳になった彼は突然、
「オリンピックに出よう」
と思いついてしまう。
全てはここから始まった。
最後に
いかがだっただろうか?
このあと彼は本気でオリンピックに出るために種目を選び、努力をする。親の無言も振り切って。
僕は人生を変えるのには常識的な思考がなくても動機と、周囲に流されない意思さえあればいいと思った。
最後までご拝読ありがとう🌹