冷静さが欠けたとき
先日、1歳半の娘が顔と腕に2度熱傷、前歯2本が内側に入り込むという傷を負いました。
事が起こったあとすぐ、お風呂場に行きシャワーで冷やしながら救急車を呼び、横で娘が大泣きで抱っこを求めるけどできず、(いいから早くきて!)って思いながらも救急の方の質問に答え…
とても焦っていました。
救急車が着き、後ろに乗り込み、隊員の方がいろいろ測ったりするので、落ち着いた行動を心がけましたが、内心は動揺が収まらず…
そんな中、隊員の方はとても冷静な言動で私のことも気遣ってくださり、そのおかげで少しずつ冷静さを取り戻していきました。
病院での処置の間は待合にいたので、また不安と焦りが強くなってしまいましたが、処置後、看護師さんがとても優しく丁寧にこれからのことを説明してくれたので、またそこで少し落き直しましたが…
自宅療養1日目、また焦りと不安が…
スキンセラピストとして肌を専門に学んだりケアしたりしていますが、2度熱傷のケアは初めてなのもあり、実際の火傷を目の前にすると当時の事がフラッシュバックして手が震えます。
それでも今できることはこれしかないと、治りを良くするスプレーとワセリンを処方された通りに使いながら経過観察しています。
それが落ち着いてできるようになったのは、先生でもありお仲間でもあるセラピストさんが電話をくださり、聞いてもらったりお話ししたりできたから。
この1日、冷静さが欠けるとともに、私たちが、学びそして感じ続けている、“細胞の力”のことも頭のどこかにしまわれてしまっていました。
電話で話しながら、
細胞はよみがえる、再生する力がある、どんなときも元気にキレイでいようとがんばってくれているんだ!
娘の再生力を信じて、できることをするのみ!
と、お仲間のおかげで復活です!
今実際、娘の肌細胞も再生してきているのが目に見えてわかります。
見た目はまだまだ痛々しいし、特に顔はどうしても触れやすいところなので、心配は拭いきれませんが、病院の先生をはじめ、身内やお仲間、職場のスタッフたちなど、周りの方に救われ、冷静に考え、冷静に観察することができるようになりました。
人は繊細な感情をもった生き物です。
いつ、
どんなとき、
どんなことがおこった、
様々なシチュエーションで様々な感情が働きます。
私は今回のことで完全に冷静さが欠けていました。
そうすると視野も思考も狭くなります。
そんなとき、救ってくれるのはやはり周りの『人』の心。
私や娘を想う心が言動につながり、それが私に伝わって、失いかけたものが戻ってきたのです。
感謝の気持ちでいっぱいです。
それとともに、お客さまに直接触れるセラピストとして、この心の触れあいも今以上に大事にしていかなければ!と痛感しました。
長い文章になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
今回のことで、娘が教えてくれたことから感じたこともあるので、次回その事について綴りたいと思ってます。その際はまた読んでいただけたら嬉しいです(^ ^)
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