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えばとん情報2024.11.21

今日、仕事中に背中を痛めた。
それだけで業務に対する、やる気と意欲を損なった。頭に浮かんだのは、エバトン加入後2度目の背中の負傷で離脱しているガーナーのことだ。
ストレッチ始めようかな…。

モシリが率いた8年。
最も幸運&不運な監督は誰?

エコー紙ライター陣3名による、モシリ時代の幸運な監督と不運な監督は?という企画記事。サムネがなかなかのインパクトなので読んでみた。ビーズリー記者、ウィーロック記者、ジョーンズ記者、それぞれのご意見を拝読。

有意義な内容ではなかったけれど、シウヴァが不運だったとは僕も思うし、アンチェロッティが幸運だったことも共感する。もし今もポンコツ・モシリがエバトンのオーナーだったなら、開幕4連敗でダイチは更迭されていただろう、という見解には「確かに」と頷かされてしまった。

だけど、1番不運なのはファンである僕たち、私たちだよ、と言いたくなった。監督たちは勝負の世界で生きている、不運な環境でも適切な人材と、確固たるクラブの戦略があれば、きっと幸運を掴んでいるはずだから。8年前は下部にいたクラブも、今やプレミアリーグで成功しているクラブは1つや2つではない、それが何よりの証拠だろう。

改革は既に始まっている。
未来を創るクラブの"脳"。

幸運も不運も、全ては戦略の拙さが招いたものだ。しかし、長く暗いトンネルに光が差しているかもしれない。久方ぶりに期待を胸に抱いた。

「i」のダグラス記者から、とんでもない記事が公開された。超ロング・アーティクル。

なんと!エバトン・アカデミー突撃潜入記事!フィンチ・ファーム、ひいてはエバトン・アカデミーに潜入し、各幹部にインタビューした模様が実に詳細に綴られているではないか…

素晴らしいのは施設関連の話題に始まり、セルウェルに限らず、アカデミー・ダイレクターのプロッサー、アカデミー・ヘッドコーチのダーリントン、ローン・マネージャーからアカデミーの採用責任者へ昇格したヴォーン、さらには理学療法士にまで取材に及んでいる(そして、私も知らなかったインサイト部門責任者であるチャーリー・リーブスの紹介も)。

(↓は過去に紹介した関連ポスト)

とにかく、全員アツい…
セルウェルが就任し、刷新を行なったアカデミー。あれから3年が経つのか?これ以上何がある?というほど、揺れ続けてきたクラブの中で、「彼らがクラブの未来を創るんだ…」改めてそんな想いを抱いた記事。
ビッグクラブに比べて限られたリソース。それでもアカデミーから産み出した、2年で£70mという大きな価値。
本当はクラブに残したい、でも苦難にあるクラブの財務事情。手放してクラブの利益に繋がなければいけない、ゴードン、シムズ、キャノン、ドビン、スミス、その他大勢の有望な若手たち。トップチームへ導くだけではなく、少年を青年へと成長させる役目、常に革新的なアプローチが求められるスカウティングの難しさ、他とは異なるネットワーク。そして、才能を見極めること。
更に興味深かったのはゲームモデル、その原則、エバトンのアイデンティティーを築こうとする挑戦と戦い。今年読んだ記事で最もワクワクしたかもしれない。マンチェスター・シティを引き合いに出したダーリントンの発言はグッときた。

そして、この首脳陣それぞれに共通するのが「次期オーナーに期待している」ということ。加えて、新スタジアムという素晴らしい環境が待ち受けている。

エバトンの未来を託されたプロフェッショナルたち、野心と努力、その姿勢。気になった方はぜひご一読を。またスペースなどでもご紹介したい。ダグラスさん、素晴らしい取材と記事をありがとう!

(言ってみれば、綺麗事が並んだインタビュー。しかし、セルウェルの契約最終年、まだこの先も繋いで欲しいという想いが素直に強まった。
ここでDoFを残すか否か、TFGの最も大きな最初の仕事はセルウェルの契約かもしれない)

セットピース・スタッツ

Skyからエバトンの今季セットピース・スタッツのデータが届いていた。
昨季、死闘の12月を終えた頃、エバトンはセットピースのxGでリーグNo.1の位置に立っていたのは今でも覚えている。

ちなみに今季はこんな感じ。

via Opta Analyst

今季セットピースに限ったスタッツ。xG(3.96)はリーグ7位。実際に決めたゴール数は4。期待値相応の出来になっている模様。チームの総得点に対して40%に当たる。これはリーグ2位の依存度。その割には武器にしきれていない印象だし、ターコウスキをターゲットにした戦術はいよいよ対策されてしまっている印象もある。キッカーは専らマクニール頼りだけど、リンストロムのプレースキックも期待したい。セットピースを得る頻度を増やし、今季も"ダイチ・ゾーン"を見つけることが12月を戦い抜く注目ポイントになるだろう。

毎年、冬が近づくと腰を痛めたり、首を痛めたり、身体のあちこちを痛めている気がする。姿勢の悪さ、生活習慣、色んな事が影響しているからだろう。ギックリ腰も一度経験している。職場では力仕事を担うことも多い。日常の積み重ねだ。ガーナーの怪我が癖にならないといいのだけれど。

最近、娘を抱っこする耐久時間も短くなってきたような。体重が増えて成長を感じる一方、「パパ、抱っこして〜」と言ってもらえるのも、あと何回だろうか?そんなことを毎度感じながら「仕方ないな〜」と内心嬉しい気持ちで娘を両手に抱く。成長に負けていられない、父の戦いは職場と家庭、両方のピッチで続いていく。

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BF
気に入ってくださり、サポートしてくださる方、ありがとうございます。 今後の執筆活動や、エヴァートンをより理解するための知識習得につなげていきたいと思います。

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