ロスとの向き合い方
カウンセリングを生活の一部に。
ayakoです。
今日は「ロスとの向き合い方」の
お話です。
*人や動物との別れについてのお話しています。
読むのを避けたい方は、次回のコラム更新をお待ちいただけますと幸いです。
私は海外に住んでいることから
立ち会えなかった死がいくつかあります。
母方の祖父母、
中学時代から飼っていたペットの犬
叔父
知らせを受けた時のこと、
記憶が曖昧ではっきりと覚えていません。
中学時代から一緒に過ごしたペット、 ノンタンとの別れは
不思議と自分の中で予想ができていました。
一時帰国で日本は訪れた時、
ノンタンはまだ生きていました。
でも人間で言うおじいちゃんと呼ばれる位の年齢で
歩くスピード
食べる量
ともに日に日に落ちていました。
日本に滞在中に実家で写真を整理したのですが
ノンタンの写真が出てきた時に
「これは持って帰らなくては」と感じたのを今でも覚えています。
これが一緒に過ごす最後の時間なのだと言う実感が
なんとなくあったのかなと思います。
そしてノンタンは私がバリに戻ってから
約3ヶ月後位でしょうか、
目を閉じて
また起きることありませんでした。
そして叔父の死、
これについては全く想定をしていませんでした。
癌治療をしていたとは聞いていたのですが
容体は安静をしていて
ノンタンの時同様に私は彼の死の前、
1ヵ月前に日本に帰国していました。
叔父家族の希望もありお見舞いには行きませんでした。
訃報を聞いて、会いに行かなかったことを後悔しました。
この叔父は周りをいつもゲラゲラと笑わせてくれるような
とても陽気な人でした。
最後はその面影がなくなっていただろうと想像しました。
なので、最後まで私の中で叔父は
無邪気な笑顔で笑わせてくれる愉快なおじさんのままで
良かったんだと自分に伝えました。
このように離れた場所で
大切な人、 ペットの死があると
言葉では表せないような気持ちが出てきます。
同じ日本にいながらでも突然死によって
最愛の人を亡くすことは誰にでも起こり得ますね。
そんな時は亡くなられた人やペットのことを忘れるのは難しい。
無理に忘れようとしないで良いです。
悲しい気持ちを持ちながらでも、
お別れの儀式のようなものを自分の中で行うと
人生の中での一つの大切な出来事として
受け入れやすくなるでしょう。
例えば旅立った人またはペットとの思い出を
声に出して言う、 書き出してみる。
ペンダントや指輪、 置物など旅立ちを意味する何かも持つ。
(これは物が増えてしまうので私は実践していません。)
自分の中での気持ちの切り替えの
時間を持つことができるだけでなく
旅立った相手にとっても
あなたが1つの別れを受け入れたと言う
メッセージが伝わり喜んでもらえることかと思います。
では、また。
ayakoでした。
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