「東京のブルックリン#4」第4回 エルメス、ヴィトンにはない希少レザー、魅惑のエキゾチックジャパン、「Re-Bone(リボーン)」(動画コンテンツあり)
東京のブルックリン:蔵前
東京都台東区蔵前。別名「東京のブルックリン」。蔵前エリアには古くからの皮革専門職人が在籍しているほか、気鋭の若手の職人もたくさん集まってきて個性的なお店を出店しています。
こうした背景から、最近では築年数の古い建物を活用した店舗やカフェ、おしゃれなインテリア雑貨店などが出店するなど、新旧のカルチャーが融合した隠れた観光スポットのひとつとして注目されつつあります。
このマガジンでは、「東京のブルックリン」を歩いて、最新の情報をお届けします。
「Re-Bone(リボーン)」
今回ご紹介するのは都営浅草線蔵前駅から徒歩3分に位置する「Re-Bone(リボーン)」になります。こちらの店舗ではエキゾチックレザー製品を展開しています。
エキゾチックレザーとは?
さて、皆さん、エキゾチックレザーはご存じでしょうか?名前は聞いたことがあるという人や何かの革なのだろうけれど、全くわからない人、もちろん知っているという人と様々でしょう。
一般的にエキゾチックレザーとは牛革、馬革、豚革など一般家畜以外から採れる革のことを言います。有名な革でいえばクロコダイル(ワニ)、パイソン(蛇)、リザード(トカゲ)、オーストリッチ(ダチョウ)などが挙げられます。これらのエキゾチックレザーは希少性の高い革になります。
「Re-Bone」取り扱いのエキゾチックレザーは多岐に渡ります
今回、訪問しお話を聞かせていただきました「Re-Bone」ではエキゾチックレザーの財布や小銭入れといった革小物を中心に展開しているショップになります。先ほど紹介したエキゾチックレザーのほか、タートルレザー(亀の革)、センザンコウ(アリクイ)などがあります。
特にタートルレザーは今から約30年前にワシントン条約で取り扱いが全面禁止となりました。そのため、在庫流通しているのは約30年前に採られて製作されたものや、中古品などが主体となります。新たに採れないため、タートルレザーは超希少になります。こちらの店舗でも在庫は現状数点しかありません。
圧巻の原皮
Re-Boneで取り扱っているエキゾチックレザーの裾野は幅広く、店内には原皮を吊るしているため、製品前のレザーと製品後のレザーと見比べられるのが魅力ですね。
こちらは様々なエキゾチックレザーを使った小銭入れになります。同じ形でも革の色や種類によって雰囲気が大きく異なるため、選ぶのに迷いそうですね。
リボーンウォレット
こちらのリボーンウォレットは名物商品のひとつになります。
写真ではわかりにくいのですが、長財布の真ん中にジッパーがあり別のデザインの財布とジョイントしてオリジナルの財布にできてしまうものになります。
例えば写真手前の緑と黒の財布をジョイントさせる場合、財布上部のジッパーを外すと表面は緑色に背面は黒色に変更できてしまいます。2023年6月時点のリボーンウォレットは69種類あり、その組み合わせは4,761通りに上ります。
大切な人と色違いのウォレットを購入して組み合わせるのも楽しそうですね。
レザーというと男性的なイメージがありましたが・・・。
レザーというと男性的なイメージがあり、その中でエキゾチックレザーというと女性が手に取る機会が少ないのかと思いましたが、「Re-Bone」の来店客の6~7割が女性ということでした。
実際、取材中に来店したお客様も女性やカップルさんが多かったです。
他の商品画像や店主の高島様へのインタビューは動画でご紹介しております。インタビューではエキゾチックレザーの魅力をふんだんに語っていただきましたので、是非、ご覧下さい。
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店舗情報
ショップ名
Re-Bone (リボーン)
住所
〒111-0051
東京都台東区蔵前4-20-12 福谷ビル2階A室
電話番号
03-5829-4024
URL
http://re-bone.tokyo
営業日
火曜日~金曜日:12:00~18:30
土日祝日 :11:30~18:30
定休日 :月曜日(火曜日)(祝日の場合は翌日)
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