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ダブルリミテッドについて考える

ビヨンセの物まねで一躍有名になった、インスタ女王とも言われる渡辺直美さん。
アメリカに拠点を移して3年ほど経ちましたが、先日スタンドアップ(アメリカのコメディアンが行うトーク型定番活動)で評判も上々、満員御礼であったことが記事に上がっていました。

母語ではない言語を使い、文化の違う人たちを笑わせるにはさぞかしご苦労と努力をされたのだろうと渡辺さんについて少し調べたところ、
日本人の父親と台湾人の母親のもとに生まれ、実はご自身がダブルリミテッドだったのではないかと話されているのを知り、驚きました。
(※ダブルリミテッドとは2つの言語を使用する環境にいるが、両言語共に年相応のレベルに達していない状態こと)

私も教員時代にダブルリミテッドの子どもを担任したこともあり、現在海外在住ですし、関心のあることなので取り上げてみました。

両親の母語が異なる場合、ダブルリミテッドになる子どももいれば、そうでない子どももいて、
渡辺さんの命式を基に、ダブルリミテッドの要素を算命学的に見ていきます。

以下の点について書いています。
①両親との関係
②言語の習得能力
③まとめ

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