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戊土の人の特徴と輝きポイント

戊土は「山」の象徴です。

「山」には何があるのかよく見てみると、
木々(木性)が育ち、
山には高さがあるので太陽の光を遮るものがなく、陽(火性)が注ぎ込み、
岩場(金性)には、小川(水性)が流れます。

自分自身を含めば、算命学でいうところの五行(木火土金水)すべてが揃います。

つまり、すべてを包み込むだけの懐の広さを持つのが戊土の人。

言い方を変えれば、すべてを包み込んで初めて立派な山となるという事なので、一人前の「山」になるには時間はかかります。

様々な経験をし、様々な物の見方を学び、
かつ、それらを否定することなく受け入れることができるようになるには当然に時間はかかるもので、
しかし、そこに到達できた戊土の人は素晴らしい求心力を発揮するようになります。

見事に広がる新緑や紅葉の美しさ、
視界が開けた中でみる朝日や夕陽の神々しさ、
岩場で休憩しながら透き通った水で喉を潤す気持ちよさ、
そのような魅力ある「山」に人々は集まってくるように、

あなたが経験し学び受け入れてきたものが多くあればあるほどに、
それらを美しく昇華させればさせるほどに、
大きな求心力を発揮できるのだということです。

今の時代はなにかとハイペースで物事が進んで行きますが、
焦らずゆっくり自分のペースでいきましょう。

そもそも「山」は動きません。

山が勝手にその位置を変えることはありませんし、
私たちが山を移動させることも不可能です。

「動かず、じっとそこにある」ことも大きな特徴のひとつで、
「動かない」ということは精神的なことにもいえて、
戊土の人は多少のことでは動じないもの。

焦らずドンと構えて、
時間をかけてじっくりと自分のペースで成長していくと、
不思議といつの間にか周りに人が集まってくるようになる、
自分が動かずとも人を引き寄せ、気づけば自分が中心に位置している、
それが戊土の人。

人生のはじめはパッとしないかもしれませんが、
人生の中盤以降ぐらいからじわじわその本領が発揮されはじめます。

人生の中盤を過ぎているけれど、まだ何かいまいちです…という方がもしいれば、それは引き付けたものに執着しすぎているからかもしれません。

「動かない」ということは、
来るものを拒まず、去るものを追わない、ということでもあります。

大丈夫、去る人がいれば、新しくやって来る人もいます。
手から離れるモノがあっても、新しく手に入るモノも必ずあります。

それが戊土の人ですから😊


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