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十大主星と十二大従星の違い、十大主星+十二大従星、十干+十二大従星

算命学の十大主星とは、
貫索星、石門星、鳳閣星、調舒星、禄存星、司禄星、車騎星、牽牛星、龍高星、玉堂星

十二大従星とは
天報星、天印星、天貴星、天恍星、天南星、天禄星、天将星、天堂星、天胡星、天極星、天庫星、天馳星

…ですが、この十大主星と十二大従星の違いというのは、学びはじめの段階ではいまいちよく分からないもの。

端的に言えば、
十大主星は、「能力」
十二大従星は、能力の「出力のしかた」と言えます。

十大主星にせよ十二大従星にせよ、初めは1つ1つの星について学んでいくので、この十大主星と十二大従星の関係にまで考えが及ばないのですが、
実際に星を読むときには、十大主星と十二大従星は必ずセットとなります。

十大主星の能力をどのように出力するのか
十大主星の能力をどう後押しするのかが十二大従星なので、
「主」を後押しする「従」ということで、
十大「主」星、十二大「従」星、という名前であることに納得がいくかと思います。

具体的に言えば、
貫索星+天南星の場合、
貫索星は「頑固」という能力で、
天南星は「一直線だがポッキリ折れることもある」出力の仕方、
「頑固一直線だが、その頑固はポッキリおれることもある」
=相当に頑固だが、外からの力によってはそのなりを潜めることもある
…といった感じになります。

さて、この十二大従星ですが、
十大主星とのセットでその能力の出力のしかたを示してくれますが、
十干とのセットで、その空間の出力の様子を示してもくれます。
※十干とは空間のことです

この空間の出力の様子というのは、他人から見てどのような見え方になるか、という事。

分かりにくいかと思うので具体例を出せば、
甲子という干支からは天恍星が出てきますが、
甲は「真っ直ぐに上に向かっていく」
天恍星は「揺らぎがある」出力、です。
つまり、「上に向かっていくが、揺らぎがあるので真っ直ぐにはいかない」
=迷いながらも、葛藤がありながらも上に向かっていく
…そんな様子を見て取れる、ということになります。

日干支が甲子の人は、甲の真っ直ぐ感はあったりなかったりといった多少つかみどころのない人に見えるのはこの天恍星の影響です。
(根っこがない影響とも言えます。
※根っことは日干と同質五行の蔵干のこと。)

さて、どうして十二大従星がこのように能力やら空間の出力の具合を示すのかというと、十二大従星は地支を使って出てくるものだからです。

地支というのは現実世界を表すもの。
よって、地支から出てくる十二大従星というのは、
現実世界においてその能力はどのような発揮の仕方になるのか?
現実世界においてその空間はどのような見え方になるのか?
…を表すことができるのだということです。






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