旧JR可部線カフェぽたりんぐ2023春
2023年04月23日(日)開催(第3回目)の記録です。
《はじまり》
今回は株式会社ポディウム様のお力添えをいただき、しれっと車体価格140万円オーバーのスーパーバイク(試乗車)もスタンバイしています。
ところがこの後の空気圧調整のタイミングで、おそらくバルブの根本が限界を迎えたようです。
結果、数百メートルで試乗車は終了…。
本格的に出発する前で良かったと思うべきでしょうか。
サイクルサービス・トグトの代車を使い、気を取り直して出発です。
広島県広島市安佐南区東原から北へ進みます。
多くのサイクリスト(自転車乗り)が通る安佐大橋付近。
心情的には逆サイドへ渡りたいものですが、そうすると通行区分違反となります。
ここは無理せず焦らず、きちんと道路交通法に従います。
ほんの少し迂回するだけでとても快適に走ることができます。
24時間営業のラ・ムーで補給食や水分を調達しつつ、
他の参加者さんの愛車や装備等に、皆さん興味津々です。
グループライド(サイクリング)ならではの醍醐味のひとつでもありますね。
そこからできるだけクルマの通りが少ないルートで進みます。
自転車専用道路というわけではありませんが、クルマがほとんど通ることが無い道路。
しかし速度制限が低く設定されているため、超えないように抑えて走ります。
《かわなみサイクリングロード》
JCLで戦っているヴィクトワール広島の選手も練習コースとして採用している『かわなみサイクリングロード』も自転車専用道路ではありません。
しかし、クルマの交通量が少ないので、地元サイクリストに人気のあるコースでもあります。
路面状況が悪い所も多いですが、声掛けし合って上手く回避しながら進みます。
無理の無いペースで、休憩も多めに取ります。
サムネに使っている写真は主催者が撮っているので、主催者の代わりに乗ってきた自転車が参加者さんと共に写ります。
かわなみサイクリングロードは廃線となったJR可部線とも近く、当時の風景が少し残っていたりもします。
『サイクリングロードあるある』のブルーライン。
オシャレなデザインですね。
悪天候の後だったためか、この日は通行止めを多く目にしました。
「このルートもダメ。」
「じゃああのルートは?」
そんな会話もある意味ポタリングの楽しみではないでしょうか。
工事もあって思うように進めない状況もありますが、無理せず焦らず…です。
面白いことに、かわなみサイクリングロードをよく走るサイクリストどうしでも、好みのルートがあったりして、普段通らないルートもあります。
まさかの通行止め(またかよ)です。
引き返したり迂回したりと、アクシデントが続きます。
《やすの花の駅公園》
時間は多めに見込んでいたので、問題無く目的地のひとつであるやすの花の駅公園に到着!
JCLで活躍中のヴィクトワール広島もイベントをやっていました。
株式会社ポディウム様から【RUDY PROJECT】(ルディプロジェクト)のアイウェアの貸し出しもあったので、実走での使用感も試すことができました。
サイクリング専用設計だけあって、走行中に汗をかいてもレンズはなかなか曇りません。
非常に快適で好評です。
《BEWMIH名物!?試し乗り比べ》
自分の愛車は他人に触らせたくないという人が多いのは当たり前です。
しかし、参加者さんの中には
「せっかくなので自分の愛車に少し跨いでみますか?」
と提案して下さる人もいます。
完全に任意で自己責任ではありますが、他の人の愛車に触ったり跨がってみたりできるのは貴重な機会です。
主催者の自転車ももちろん、参加者さんは試しに乗っていただけます。
繰り返しになりますが、愛車を見せるのはいいけど他人に触らせたくないというのがおそらく多数派です。
小規模開催で会員制、そしてメカニック同伴だからこそできることなのかもしれません。
しかし、完全に任意&自己責任ながらも、こうして試し乗りの機会を提供して下さる参加者さんには感謝しかありません。
初対面どうしでも、少なくとも参加者さんは主催者と面識があり、自転車好きということもあって仲良くなりやすいのもBEWMIHならでは。
《安芸飯室駅跡》
現在は『ROMUI』(ロムイ)という地域密着型のカフェになっています。
地元住民の憩いの場です。
キッチンカーも出店していて、今回のランチはガレットにしました。
この素敵なキッチンカーの屋号は【LA ROULOTTE】(ラ・ルロット)。
フランス語で意味は『キッチンカー』だそうです。
オーナーのジョフリーさんは2019年までフランスでレストランを経営していたそうですが、家族との時間を取りやすくするためにキッチンカーでの営業を思いついたそうです。
ドリンクもあります。
ちなみにガレットとは、フランス料理の一種で、丸くて平たい料理やスイーツのことを指すようです。
なんて教えていただいた知識をそのまま書いていますが、実は主催者、今までガレットを食べたことはありません。
いただきます!
クレープのような見た目ですが、甘いわけではありません。
そば粉100%のガレットは香りが良く、もちもちとした食感も楽しめました。
片手で食べられるのも嬉しいポイントです。
とても美味でした。
駅だった部分をそのまま残しつつ、
線路の上にテーブルとイスが置かれているという不思議な光景です。
ガレット大好評!
自転車談義でも盛り上がり、あとは安全に帰るだけです。
《おうちに帰るまでが遠足》
きっと多くの人が小学校で学んだでしょう。
無事に帰ることが本当に大切です。
今回もロードバイク率が高かったですが、フルサスのマウンテンバイクもクロスバイクもいます。
スピードを楽しみたい欲は、一部『解放区間』で発散していただきつつ、最後はまとまって無事に終わりました。
《走行リザルト》
主催者のリザルトです。
休憩時間は『移動時間』にカウントされません。
《今回の賞》
BEWMIH(ベウミフ)では参加者さんどうしの投票等でいろいろな賞を用意しています。
参加費還元の仕組みのひとつですね。
受賞したものはBP(ベウミフポイント)として貯まり、BPが一定数になると景品をプレゼントします。
参加者さん、会員さんに楽しんでいただけるように、まだまだ進化の余地がありますが、今回用意した賞は次の通りです。
受賞者さんへはここではなく他でお知らせします。
●英断賞
参加決定となったものの当日の天候や体調、または急な用事を優先するために参加を断念し、事前に連絡を下さった会員さんに贈られます。
●安全賞
グループライドならではの安全な進行に貢献して下さった参加者さんに贈られます。
●思いやり賞
完全に足並みを揃えるのは非常に困難ですが、それでも周りへの気遣いに溢れる行動が多かった参加者さんに贈られます。
●オモシロ賞
楽しい時間を過ごすことにユーモアはとても役立ち、良い意味でオモシロいと思われた参加者さんに贈られます。
●BBS賞
『自転車を使った遠足』というコンセプト通り、休憩時間や写真撮影タイムもたくさん取ります。
愛車だけの写真はいつでも撮ることができますが、せっかく出かけたならその場所でしか撮れない写真も楽しんでみたいものですね。
しかも複数のこだわりの自転車が並ぶので、普段だとなかなか撮れない写真も撮れます。
そして誰もがきっと、心の中でこう言うでしょう。
「自分の愛車が一番イケている!」
《おしまい》
スタート時に思わぬアクシデントもありましたが、無事に開催、そして無事に終えることができました。
機会があればまた試乗車の投入や自転車関連商品の貸し出し等も検討していきます。
会員さんは随時募集中です。
頂いたサポートは自転車の楽しみ方と安全利用の普及活動に使用させていただきます。