アート・ザ・クラウンってかわいいよねという『テリファー2』の感想
『テリファー2 終わらない惨劇』@シネマート新宿
前作を配信で見て、即恋に落ちたのが今年の2月。
その時のnoteはコチラ。
https://note.com/bettyboing_rhps/n/nc3f7b0cf37fd
『食人族』を見に行った時に、ムビチケを買って、特典のポストカードをもらってウキウキしながら上映を心待ちにしていました。
上映初日は行けず、でもとにかく早く見たくて、上映週の週末にシネマート新宿で鑑賞。
お気に入りの席も確保できて、いざシネマートへ!
ネットで調べたところ、パンフの販売なし(作られていない)、グッズはTシャツLサイズのみというラインナップの少なさ。
でも、この作品は多くの人に受け入れられない作品であるし、しかたないかな…
まぁ、私は、大阪のアストロ・ゾンビさんで購入したピンバッチを自慢げに着けていきましたけどね!
いいでしょ!?お店で、テリファーグッズがあるか調べてもらったら、これしかなかったよ!
閑話休題。
いよいよ上映スタート。
待ってました!待ってたよ、アート・ザ・クラウン!
しょっぱなから最高!
待って…その女、誰よ!なんなのよ!なにイチャついてんのよ!
というわけで、新キャラのThe Little Pale Girl(青白い少女)に関してから語りましょう。
コインランドリーで全裸になって洗濯をするかわいいアートの前に突如現れた、アートと同じように黒と白のコスチュームに身を包み、股間から何かしらの液体を垂れ流す少女。すると、二人は仲良く手遊びをはじめる。この手遊びってアメリカにもあるんですね。
この少女が、結局誰なのかわからないのですが…。
途中でちょっと殺された女の子みたいなカットが入った気がする…。
なので、そういう感じで絡んでくるのかなと思ったら、アート以上に存在理由がわからない(笑)
怖いわよ!
そういうキャラクターって、「理解できないから怖い」って思いますよね。
思うのかな…
私は、アートが好きすぎて、たぶん嫉妬してしまった気がします。
アートには、そういう性的な感情は持っていてほしくない…いや、でも前作はナンパに失敗して怒ってたから、持っているわけだし、私はそれを受け入れてた…ってことは、ますますただの嫉妬なのでは?(笑)
ただ、次回作で重要な役目を担うのかもしれないし、三作目でまたキャラクターが増えて彼女はいないかも?とかは考えています。
ラストでは、彼女がいなければエンドロール後のシーンの場所にたどり着かなったのだろうし…。
本作は138分と、ホラー映画では長尺ですよね。
ホラー映画は、90分~100分ぐらいがちょうどいいのだなとしみじみ思いました。
なんと、私にしては珍しく、ゴア描写でお腹がいっぱいになってしまって、胃もたれを起こしてしまい、最後の方は「えー、もういいよ。早く終わろうよ」と思ってみてしまいました。
アート・ザ・クラウンが大好きなのに。
なんでも過剰摂取はよくないですね(笑)
主人公のお父さんが何者だったかもわからずじまいだったり、少女の存在理由がわからなかったり、いろいろとモヤモヤしながら見ていたせいもあるかもしれません。
そもそも、アートという謎の存在がいるのだから、それ以上謎の存在は必要ないな~と思いながら見て、私はいったいどれだけアートが好きなんだよ!と、セルフ突っ込みもしてましたが。
で、エンドロールを最後まで見た結論は…
これは、次回作を見るためのものだったんだなと。
だったら、親子関係とか描かなくていいから、前作みたくバンバン話を進めてくれればよかったのになぁ。
まぁ、次回作が楽しみですけどね!
最後に、監督の底意地の悪さが好きだなと思ったインタビューを抜粋で紹介します。
監督:「アメリカではレイティングがない形でワイドに上映されていたので、普通のホラーファンが他の検閲が入っている映画を見るような気持ちで見に行くと、やっぱり驚くような効果はあったと思います。」
→って、これ、レイティング無しはやばいでしょ!ガチトラウマになるわ!!
監督:「例えば手術の映像とかリアルライフの暴力は耐えられないんです。年を重ねるごとにどんどん無理になっていく。だから、避けるようにしています。でも、フィクションでのゴア描写は大丈夫なんです。どうやって作るのかメカニズムを分かってるからかもしれません。」
→わかる!めちゃわかる!ゴア描写よりも怖いのは、『ブラック・スワン』のささくれとか、ああいうの!あれ、直視できないもの!
第3弾の世界公開が2024年後期に予定されていることが明らかになった。
→いやっほう!待ってる!それまでがんばって生きる!!
なんて思いながらネット検索をしていたら、アートのめちゃかわフィギュアを見つけてしまったので、どうしたものか困っています。
たぶん、周りに聞いたら「買え」の一択しか返事が来ないと思うので、いずれ買おうと思います。