温める?冷やす?湿布薬は「治った気」になるだけ!
◆温める?冷やす?湿布薬は「治った気」になるだけ!
「肩こりに湿布は効果があるのですか?」という質問を受ける機会が非常に多いです。
ちなみに、湿布には冷湿布と温湿布があります。
湿布を貼るとその部位が冷たくなったり、温かくなったりすると思われている方がとても多いのですが、実は冷えても温まってもいないんですよ!
皮膚が熱く感じたり、冷たく感じているだけで、実際に奥まで冷えたり温めていているわけではないんです。
ですから、捻挫などの際に湿布を貼った時、スーッとして患部を冷やしているように感じますが、全然冷えていないんです。
スポーツ選手などがすぐ氷水で冷やすアイシングは、本当に奥まで冷やすためなんです。
湿布に鎮静剤が入っている場合には、、もちろん痛みは軽減するかもしれませんが、冷えていないんです。
こった時に鎮静剤が入っている湿布を貼ると、楽にはなるでしょう!
しかしこれは、薬の効果によって痛みが和らいでいるだけで、根本的な解決にはなっていません。
鎮静剤・消炎剤で一時的に楽にしているだけなんです。
ですから、痛みを抑えたいだけなら湿布を利用するのもありなんですが、肩こりを本当に解消しようという方にはおすすめできません。
根本的に治すためには、肩こりが出ない体になる必要があるんです。
自分自身で体を変えていくしかないんです。
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