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月暈

あとどれくらい夏服を着られるだろう。なんてことを思った。この夏、まだ着ていないBlack dressを一度は着て仕舞いたい。昨晩は書きかけのまま眠っていた。電気グルーヴの団扇が欲しい。

早朝に起きて、横浜まで車を運転した。窓から入ってくる風はすっかり秋の風で、道路も空いていて快適だった。首都圏では、快適を得るためにはすこしの工夫が必要。車内で大音量でピンク・フロイドのThe Dark Side Of The Moon この抑圧と解放のようなムードは、早朝にマッチしている。自分で自分のご機嫌をとるよりも、ご機嫌になれない要因を無くしていく方がいい。オトナな男女は、いつだってご機嫌なのだから。愛してるだ好きだ嫌いだと、常に気持ちを確かめたり、或いはブロックしたり執着したりと、あるひとつの"事柄"としては、直情的でとても分かりやすいのかもしれない。それよりも、あとどれくらいというオトナ叙情があるほうがいい。

昨日の秘密海岸の夕暮れも叙情的だった。真っ赤な爪、翡翠のピアス、森戸海岸から見えた月には月暈 lunar halo.





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