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pillow talK


のっけからイッテしまうけど、オダギリジョーは、ルックスもさることながら、声や話し方、間合いが本当に良い、良すぎる。好き、好きすぎる。

40代の俳優ではダントツで、オダギリジョーと、渋川清彦氏が好き、好きすぎる。私ときたら、子どもの頃から「気くばりのすすめ」を小脇に抱えては、読み返していたくらい、気持ちのわるいマメさで殿堂入りしている存在ゆえに、注釈を入れておくけれど、よくある死神が大鎌を振り下ろすようなイメージで、身も蓋もないことを言ってしまえば、話し方やムードはとても大事、ルックスよりも大事。どんなにルックスが良かろうが、話し方がいちいち教祖的なノリや常にマウント、あと常に、せっついているような人と過ごす時間は、座り心地のよくない椅子に腰掛けているようなもので、心の底から楽しい時間を共に過ごすことは難しい。ありがちなネット用語を使い、善人ぶるような人も滑稽すぎる。笑いを我慢して話を聴いては、表情タイプはC-5 みたいな感じで、昨今のテレビドラマ俳優みたいに、顔芸をセットしながら相槌を打っている身にもなって欲しい。

言葉を交わさなくても、居心地が良い人がよい。それはまるで、沈黙の時間を共有できる共犯者。のっけからイッテしまったのでpillow talkのようなムードで。




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