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天と地の融合
ウユニ塩湖に行きたい。
20年以上前、テレビで初めて見たウユニ塩湖の映像に目が釘付けになった。
鏡のような水面にどこまでも高く美しい空がそのままに映し出される場所。
雨季にのみ楽しめるという、その景色。
ただただ、映像ではなく体感したいと願った。
わたしたちはどうしても、いろいろなものをジャッジしがちだ。
「これがいい」
と自分が感じたものが絶対ではないと知りながら、「いい」と感じたのと対極に位置するものは無意識に排除してしまっていることがある。なのだけど、ウユニ塩湖の景色は、そのどちらも美しい世界が存在していることを見せつけてくれているような気がする。
光があって影がある。
わたしたちの世界は、「光」だけでは存在し得ない。
「光」があると「影」が生まれるのが自然の理。どちらかだけでは、世界は成立しなくて。
だからこそ、黄昏時のような光と影が微妙に混ざり合う時間帯に独特の美しさを見るのかもしれない。
そしてウユニ塩湖は、天と地との協働が全身で味わえる場所のような気がしていて。何年後のスケジュールにウユニ塩湖への旅行を書き込むか、今から楽しみにしている。