キャラクター
インキャだ陽キャだと騒がれるようになったのはここ最近のことではない。
誰が決めたからも知らない不確かな指標で私たちはいとも簡単に分断される。
正直に言おう。
私はこの区分が嫌いで仕方がない。
まるで陽キャが社会の主役でインキャは日の当たらないところでモゾモゾしているかのように解釈できるこの様式が本当に嫌いだ。自分の生きた結果がその人のパーソナリティであり、勝敗のつくものではない。
そもそもキャラクターとはどうできるのか。
私は大学の専攻上、どうしても周囲の環境に起因させてしまう。
どんな親か。
どんな友達か。
どんな地域か。
どんな学校か。
そんな周辺環境が自分というものを外殻的に形成していく。
そして、その人の「らしさ」が生まれる。
だからこそ、大学デビューといういわゆるキャラチェンジが可能なのであろう。
ただ、これまでの浅い人生の中で一つ分かった事がある。
それは、自分のキャラクターは自分で決めることができるということだ。
カラオケで飲みゲーをするような人にもなれる。
静かではあるが思慮が深い人にもなれる。
いつでも元気でみているだけで自分もやる気が出てくるような人にもなれる。
だからこそ、私たちは自覚しなければいけない。
自分の好きなように生きていいと自覚しなければいけない。
自分のなりたい自分になれると自覚しなければいけない。
自分というキャラクターを自分が1番愛せるように。
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