見出し画像

べてるの家のオンラインマガジン「ホップステップだうん!」 Vol.308




・子ども・子育て当事者研究交流集会!

写真は近所で行われたどんど焼きです。

年男・年女の子どもたちによるどんど焼きの点火で子どもたちの書き初めやだるまなどが燃やされました。焼け終わった炭火で子どもたちがお団子を焼いて食べて楽しかったです。

2月1日(土)に第5回子ども・子育て当事者研究交流集会を開催します。今年のテーマは「今は今なの!私たちは今を生きているんだから」です。

午前は子どもたち、午後からは子育てをしている大人の時間となります。

今年も子どもたちがいろんな研究発表の準備を進めていて楽しみにしています。

息子が発表したい!と言っていていろんなキャラクターを書きはじめましたが、発表までたどり着くのか母にもわかりません。

午後からの子育て当事者研究も楽しみにしています。

向谷地悦子さんの進行で子育てにどうやって当事者研究をとり入れるのか座談会を予定しています。午後の後半はこのメルマガでもお馴染み、べてるのnasa LAB、つまりきりがないラジオのパーソナリティ笹渕のりちゃんが進行する「きりがない情けないエピソード特集」もあります。

ぜひご参加ください!

・文/写真:江連麻紀


・冬ギフト&べてるの福袋セット2025

お求めは「べてるの家」までお問い合わせください
Tel.0146−22−5612


・第5回 子ども・子育て当事者研究交流集会

2021年からオンラインで開催されてきた子ども・子育て当事者研究交流集会の5回目を開催することになりました。

2022年3月には子ども当事者研究の本『子ども当事者研究 わたしの心の街にはおこるちゃんがいる』が発刊されています。

午前のプログラムは子どもたちによる当事者研究発表と毎回恒例となっている「大人のための子ども相談室」。悩める大人たちのために、子どもたちがユニークな視点で相談にのってくれます。毎年笑いあふれるセッションです。

午後からは子育て当事者研究交流集会です。

午後には若者支援・教育現場で当事者研究を実践されている浦野圭太氏を講師にちょっとしたお話をいただきます。

様々な年代の子どもを育てる親たちの当事者研究発表を通して、新たなつながりやわかちあい、そして発見がうまれたらと思っています。

子ども当事者研究の発表者も募集していますので、全国の皆さんよろしくお願いします。

【日時】 2025年2月1日(土)10:00〜15:00

【参加費】
・子どものみ参加 無料
・大人参加券 1000円

【プログラム】
午前(10:00~12:00)
〇オープニング
〇子ども当事者研究発表(5名くらい)
〇大人のための子ども相談室
午後(13:00~15:00)

〇ちょっとしたお話(30分)
テーマ:若者支援・教育現場での当事者研究の実践
講師:浦野圭太氏(高校教諭・さっぽろ若者応援ネットワーク)

〇子育て当事者研究ラジオ
パーソナリティ:笹渕乃梨氏

★★★ 募集要項、その他詳細は、下記のリンクをご確認ください。★★★

https://kodomokosodatetouken5.peatix.com/vie


・第21回当事者研究全国交流会東北大会(前田ケイ先生、向谷地生良先生ご登壇)

日時:2025年3月22日(土) 10:00
会場:東京エレクトロンホール宮城 〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町3−3−7

開催趣旨
当事者研究は「自分自身で、ともに」を理念に、2001年に北海道浦河ではじまりました。統合失調症や依存症などの精神生がいや発達障がいなど、メンタルヘルスの課題を抱える当事者が、自身の直面している生きづらさや体験を持ち寄り、「自分の研究者」としてテーマに向きあい、自分らしいユニークな発想で仲間や関係者とともに自分に合った「自分の助け方」や「理解」を見出していこうとする研究活動です。 2025年の第21回当事者研究全国交流会東北大会は、再会、再開、際会、初会、展開などの多くの「かい」というキーワードをテーマに、「東北の地で(再び)出会い、東北から全国へと交流の輪を広げていこう。」という思いを込め、「ここからまた始めよう、なんとかなるさ」をキャッチコピーとして開催いたします。

◆プログラム

10:00~10:20 劇団ぴあそらによる朗読劇
10:20~10:30 開会の挨拶
10:30~12:00 口頭発表
12:00~13:00 お昼休憩
13:00~14:00 前田ケイ先生と向谷地生良先生、当事者二人の計4人によるトークショー
14:00~14:30 質問タイム
14:30~14:45 休憩
14:45~15:45 分科会
15:45~16:00 閉会の挨拶
18:30~20:00 後夜祭

◆大会参加費
一般本大会のみ:2000円
一般本大会・後夜祭通し:4000円
一般・当事者共通後夜祭のみ:2000円
当事者本大会のみ:1000円
当事者本大会・後夜祭通し:3000円

◆分科会・口頭発表・ポスター発表を希望される方へ。
発表を希望される方は以下のURLもしくはQRコードよりグーグルフォームへ遷移していただき、そちらからお申込みください。

申込期限は2025年1月31日(金)18:00となります。
https://forms.gle/fW6vXp4NNaoobtDq7

★★★ 募集要項、その他詳細は、下記のリンクをご確認ください。★★★


べてる創立40周年ムービー



・応答せよ、大人たち。子ども当事者研究のすすめ2  コトノネVol. 51

特集に「応答せよ、大人たち。子ども当事者研究のすすめ2」が掲載されています!

コトノネHP(送料無料)

Amazon




●新刊「弱さの情報公開」
2023年10月発売の最新書籍です。
2020年に発売しご好評をいただきました「弱さの研究」の続編。
不寛容な社会での孤立と孤独「つながり」を考える。

一部では、カーリング日本代表の吉田知那美選手とべてるの家の人や
向谷地生良氏との「強さと弱さ」についての対談。

二部では人と人の「つながり」を各章で考察、依存症、認知症の孤独について、本当の「つながる」ことの意味を考える。

<目次>
まえがき―「弱さの情報公開」の源流 
一部 弱さの情報公開
一章 弱さの情報公開 
二章 弱さを認める 
三章 行き当たりバッチリ 
二部 つながる
四章 わたしが「ダメ。ゼッタイ。」ではダメだと思う理由 
質疑応答 
五章 「認知症と繋がる」ということ 
六章 あいだは「愛だ」 
七章 地域と人と苦労で繋がって(向谷地生良氏最終講義) 

●大反響増刷中!
『子ども当事者研究 わたしの心の街にはおこるちゃんがいる』

本体価格:990円+税、出版社:コトノネ生活



・「北のバラバラな日々」(62)笹渕乃梨


笹渕乃梨(ささき・のり)
自己病名は『境界線ぐちゃぐちゃ症候群サトラレ型変化球言葉タイプ(現在は枯れている)』
北海道で小学生の娘と二人暮らしをしている。趣味はゆるめの野遊び、スキー、工作、手芸など。精神科のお医者につけてもらった病名はうつ病とADHD。現在は無脳薬で約3年。
「子ども当事者研究」、「子育て当事者研究」、「なさ親」などで活動中。22年4月より「nasaLAB(なさラボ)」のWebラジオ「つまり、きりがないラジオ」パーソナリティ。
「nasaLAB(なさラボ)」の登録はこちら↓



・続「技法以前」 242 向谷地生良 9.「見つめる」から「眺める」へ

ある精神科病棟の当事者研究にお邪魔した時、統合失調症で入院していた20歳代の入院患者さんが「統合失調症は五感が幻になる病気」と言っていたのが、今でも印象に残っています。

ここから先は

4,688字 / 3画像
この記事のみ ¥ 150
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?