べてるアーカイブ35th(5) 「『非』援助の援助」-精神障害者の支援をめぐって
2000年頃に向谷地生良さんが専門職向けに書いたもの。数回に分けて書かれていたものを今回ひとつにまとめた。写真はその頃の「元祖べてるの家」の様子。白いシャツを着ているのが早坂潔さん。
02年には医学書院から『べてるの家の「非」援助論』が出版された。
「社会復帰」を越えて昨今、べてるの家のメンバーは忙しい。代表の早坂潔氏は、秋の掻き入れ時に仲間と共に全国各地を日高昆布の出張販売を兼ねた講演会に走り回っている。彼は中学3年の時「精神バラバラ状態」となり初めて精神科の門をくぐり、