Seineux(しーな)

こんにちは。「前回の」東京五輪をリアルタイムで知っている老人です。かつてのSMブームな…

Seineux(しーな)

こんにちは。「前回の」東京五輪をリアルタイムで知っている老人です。かつてのSMブームなどで主従関係が世間で誤解されている事に憤りを覚えます。本当はSとは何かMとは何か、そしてどのように幸せな関係を築いていけるのか。真面目に考えていきます。 X(Twitter):@seineux

最近の記事

談話室開設のお知らせ(事務連絡)

このたひ、読者のみなさんと交流するために、談話室を設けました。といっても私が数年前から持っているブログのことです。 「盗人宿」 https://blog.goo.ne.jp/mouse_kichigoro 盗人宿(ぬすっとやど)とは時代小説や時代劇によく出てくる、昔の盗賊団のアジトです。表向きにはごく普通の小間物屋や飯屋や旅籠などを経営していて、不特定多数の客を相手にまっとうな商売をしていますが、実は従業員は全員盗賊団の一味で、盗賊団の頭(かしら・主犯)と末端までの団員

    • 最初にお読み下さい(用語解説)

      ・主(あるじ) と 隷(しもべ) 「奴隷」という表現への違和感には、ずっと前から悩んでいました。奴隷とは本人が望まないのに強制的に服従させられる、たとえば帝国支配時代にアフリカから連れてこられた人たちを指すのであって、自らの意志で服従する人を呼ぶにふさわしい表現とは思えません。一方の「ご主人様」にも困りました。他人が私に対して使うのはいいとしても、自分では使えません。まともな神経の主婦は自分を「奥様」とは呼ばないですよね。 それでは「飼い主とペット」は、どうでしょうか。「

      • 主従関係概論(1年後期・必修)

        誰のため 縛って弄びたい。縛られて弄ばれたい。そう思うふたりが出会えば、需要と供給の一致する可能性が生じます。もちろん「遠くて会いに行けない」「おじさんはパス」「私より背が 20cm 以上高くないと」等、可能性の目を摘む要素も多々あるでしょう。しかしそれらを無事にクリアして実際に会うことになり、ホテルや自分の部屋でふたりきりに、そして(さくっと略)(略すなよ、おい)。 このときに得られる悦びと幸せ、まさにあなたの望んでいたものでしょう。自分はこんなことをされたかったん

        • SM概論(1年前期・必修)

          自分はMなのか、Mでないのか まず最初にはっきりさせておきましょう。Mが「マゾヒスト(Masochist)」の頭文字であることは、すでにご承知のことと思います。しかしMであること、あるいはマゾヒストであることは、悪いことでもなければ異常でもありません。 マゾヒストとはマゾである人、つまり内面に「マゾヒズム(Masochism)」を抱えている人のことを指します。医学の世界ではマゾヒズム(正確には「性的マゾヒズム」)を性嗜好障害のひとつ、つまりフェティシズムや小児愛、露出症

        談話室開設のお知らせ(事務連絡)