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児童福祉法が求める5つの領域に対応!!3年待ちのべすとびじょん式が目指すものとは?

こんにちは、べすとびじょん横田です。
今回は、「べすとびじょん式ビジョントレーニング」が、児童福祉法が求める支援の5つの領域にどのように対応し、子どもたちの発達をどう伸ばし支えるかについてお話ししたいと思います。

私の会社は、児童福祉施設である放課後等デイサービスと児童発達支援を行う多機能事業所を運営しています。
ここでは、べすとびじょんトレーニングに特化した療育活動を通じて、子どもたちが学びながら成長できる環境を整えています。

おかげさまで、多くの保護者や関係者から信頼をいただき、利用希望者さんが3年待ちになるほどの人気をいただいております。

日々の支援活動を通じて蓄積したノウハウと実績から、最近では同じ志を持つ同業オーナーさん向けに、児童福祉施設の経営について、運営差別化セミナーも開催し、多くの方にご参加いただいています。

その話にもある、子どもたちがべすとびじょんトレーニングを通じて、なにを伸ばし、どのように成長し、それを支援するためにどのようなアプローチが効果的かについて、今回は具体的に掘り下げてお話をしていきます。

「見立て」からはじまるべすとびじょん式メソッド

私のコンサル先となっていただく多くの支援施設さんでは、サポートの契約の当初は、皆さん観察と見立てを省略してしまいがちです。

これは言い換えると、医者さんが患者さんに合った治療を行うためには、まず診察を行いますが、診察せずに治療を始めてしまっているようなものです。
本来診察では、根掘り葉掘り状況や状態のことを質問して、それらの情報を基に医師が学んできた病気の症状知識に照らし合わせて、それに見合った状態を見立て、そして、おそらくこの病気であろうと方針を立て治療を始めていると思います。
診察なしでいきなり治療や薬を出すようなお医者さんは、逆に怖くて通えませんよね。

でも、「そんなことを支援お現場でしているのかもしれませんよ!」と、いつもうちのプロ養成講座の受講生の皆さんにはお話させていただいております。

したがって私の施設では、利用者の日々のトレーニングを通じて観察眼を持って接しています。

視覚だけではなく、その他の感覚の感覚統合具合、視覚認知、原始反射、身体的認知、生育歴、個性などの情報をしっかりと「見立て」、それぞれの子どもに合った支援をおこなっています。そして寄り添いながら利用者の状態に合わせながら丁寧にサポートするからこそ、大きな成果へとつながっており、相談支援員さんからの紹介が絶えません。

また、児童発達支援施設として国が定める児童福祉法に基づき、私たちは5つの支援領域に基づいた総合的なサポートを行い、たんに「目のトレーニング」にとどまらない、生活全般である「キャリアの育成=生きる力」を養うスキル向上を目指しています。ここでは、それぞれの支援領域について詳しくご紹介します。

児童福祉法の掲げる「総合的な支援」に対応する5つの領域

べすとびじょん式ビジョントレーニングは、児童福祉法が求める支援内容にしっかり対応しています。放課後等デイサービスや児童発達支援に携わる方々が、このメソッドがどのように効果を発揮するかを理解していただければと思います。

この詳細は、「国が求める5つの評価基準」を横田なりに解釈したものです

1. 言語・コミュニケーション

べすとびじょん式トレーニングでは、視覚から得た情報の処理力を高めることで、言葉の理解力や表現力を育てます。例えば、視覚トレーニングを通じて集中力を向上させると、文章を読みながら内容を理解するスピードが上がり、語彙も増えコミュニケーションに少しずつ自信を持てるようになります。日々のトレーニングを通じて、子どもたちが自分の思いを表現し、他人の話を理解する力を身につけるお手伝いをしています。

2. 健康・生活

支援の現場では、子どもたちが自立して日常生活を送れるようになることも重要です。べすとびじょん式では、視覚と動作、行動と認知を結びつけるトレーニングを行い、時間や金銭の管理、道具の使い方といった基本的な生活スキルを育てます。例えば、時計を見て時間を把握したり、お買い物の際にお金の計算をしたりする場面を想定したり、様々な体験をすることで視覚が正しく働くようになり判断力が身につき、子どもたちが自分で生活をコントロールする力が育まれるのです。

3. 人間関係・社会性

視覚を通じて相手の表情や意図を捉える力が、他人との関わり方に大きな影響を与えます。べすとびじょん式のトレーニングでは、支援員やトレーナーと深く関わります。信頼関係から人間関係へと人としてのつながりも体験します。また、視覚処理能力を高めることで、他人の感情を理解し、共感し、仲間と協調する力を育てます。例えば、相手の表情をしっかりと捉えることで、子どもたちは他人の感情を敏感に感じ取り、自然に共感や協調が生まれるのです。こうして、子どもたちはただ支援されるだけでなく、仲間と関わり、社会性を身につけることができます。

4. 運動・感覚

運動や身体の発達には、視覚と体の連携が不可欠です。べすとびじょん式では、身体を使ったプログラムを多く取り組みます。例えばボールを追ってキャッチする、バランスを保ちながら動くといったトレーニングを行い、視覚を通じて身体を正確に動かす力を養います。これにより、スポーツのパフォーマンスが向上し、危険予測や危険察知能力を高め、普段から転びにくくなるなど、日常の運動がスムーズに行えるようになります。体を動かすことへの自信がつき、活動がさらに楽しくなるのです。

5. 認知・行動

自己肯定感や情緒の安定も、視覚を通じて支援できます。べすとびじょん式トレーニングでは、自分の行動を客観的に見る力を育て、行動の結果を理解する力を養います。認知は日々の出来事を通して作っていくものと考えており、いかに成功体験を多く積むか、いかに正しい認知で素直に正直に過ごさせるようになるかなど、職員やお友達のかなで自分のあり方を認識し、自己認知の土台を作ります。子どもたちは、「できたこと」を体験したり目で見て確認したりして自己信頼である自信を高め、抑制力や静止力といったメンタル面での感情をもコントロールできるようになり、自分の行動を適切に調整する能力、気持ちに折り合いをつけ、自らの力で落ち着かせられる能力が自然と身についていくのです。このようにして、子どもたちは自己管理力を高め、生活の質を向上させていきます。

実績と信頼から生まれる安心のサポート体制

私の施設では、放課後等デイサービスや児童発達支援の場で、視覚トレーニングを通じて多くの子どもたちの生活の質を向上させてきました。
2021年から開所し積み重ねてきた経験と実績から、今では3年待ちという行列ができるほどです。

また、視覚トレーニングに関するノウハウを活かし、同業オーナー向けに児童福祉施設の差別化セミナーも定期的に開催しています。
このセミナーでは、支援施設の運営者が、自分の施設をどのように他と差別化し、質の高い支援を提供できるかについての情報を共有しています。

べすとびじょん式ビジョントレーニングは、児童福祉法が掲げる総合的な支援の5つの領域をカバーすることで、子どもたちが健やかに成長できるよう支援します。
このメソッドは、視覚からの情報を基に「診察」を行い、子どもたち一人ひとりに合ったアプローチで支援を行うため、効果的な支援が可能なのです。

児童福祉施設の支援員さんや児童発達支援管理責任者、事業所経営者の方々、さらに児童発達支援に関わる医療従事者や学校の先生方にとって、このべすとびじょん式ビジョントレーニングがいかに重要な役割を果たせるかをご理解いただければ幸いです。私たちは、子どもたちの可能性を広げ、自己肯定感と自立心を育むため、視覚の力を最大限に活用する支援を続けていきます。ぜひ、べすとびじょん式ビジョントレーニングを活用し、支援の現場やご家庭で役立ててみてください。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
現場での取り組みやお悩みが少しでも解消されるきっかけとなれば幸いです。次回もどうぞお楽しみに。


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