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就学前のお子さんには目のトレーニングはできる?

こんにちは、べすとびじょん横田です。

今回は、Aさん(仮名)とのコンサルティングセッションを通じて、べすとびじょん式ビジョントレーニングにおける「見立て」の重要性や、具体的なアプローチについて詳しくお話ししていきます。
この「見立て」は、まさにお医者さんの診察に相当し、今後のトレーニングの方向性を決定する上で非常に重要な役割を果たします。
そして、視線合わせが苦手なお子さんにも、楽しく取り組めるべすとびじょん式トレーニングをお話します。


トレーニングの前に必要な「見立て」

Aさんからのご質問では、主に自閉症傾向や集中力の弱いお子さんのサポートに関する課題が取り上げられました。
これに対して、私がお伝えしたのは、「まずはビジョントレーニングの前段階として、しっかりと関係性を構築することが最初のステップである」という点です。
トレーニング自体を始める前に、3ヶ月ほどは子どもたちとの信頼関係を築き、遊びを通して慣れさせていくことが必要です。


遊びの中で行うビジョントレーニング

ビジョントレーニングは、いきなり専門的なアプローチを導入するのではなく、子どもたちが楽しく感じる遊びの中に組み込むことが大切です。例えば、レーザーポインターを使って天井に映る光を追わせたり、部屋を走り回りながら障害物を避けるようなゲームを通して、自然に「見る力」を鍛えていきます。このような遊びの中では、子どもたちも楽しんで取り組むことができ、自然に集中力が高まります。

Aさんも「確かに、この方法なら子どもたちも楽しんでくれそうですね」と納得され、さらに「遊びの中で集中力を鍛えられるなら、一石二鳥ですね!」と感心されていました。


保護者の方々からのフィードバック

Aさんを含め、保護者の方々からは「ビジョントレーニングを遊びの形で取り入れることで、子どもが積極的に参加するようになり、集中力や動きが改善してきた」という喜びの声を多くいただいています。特に、遊びの延長で行うトレーニングは、子どもが楽しく取り組めるため、無理なく継続できる点が好評です。

「子どもたちが笑顔で取り組んでいる姿を見ると、トレーニングの効果を実感できます」とAさんも実際の成果に感動されていました。


見立てから実践へ

Aさんが抱えていた「視線を合わせることが難しいお子さんへのアプローチ」という悩みについても、具体的な見立てを行いながらアドバイスしました。自閉症傾向のある子どもたちは、時に視線を合わせることが難しく、指示に対しても反応が薄いことがあります。しかし、こういった子どもたちも、普段の生活の中では自然に視線を合わせたり、特定の対象に集中したりする瞬間があることに着目することが大切です。

たとえば、テレビを見る時や好きな遊びに夢中になっている時など、子どもたちは自然に視線を合わせていることがあります。このような瞬間を観察し、遊びを通じて「見る力」を徐々に引き出すことで、トレーニング効果が現れます。


子どものペースに合わせたアプローチ

Aさんのケースでは、まず子どもたちがリラックスして遊べる環境を作ることが優先されました。無理に指示を押し付けるのではなく、子どもたちが楽しめるアクティビティの中で自然に能力を引き出すアプローチを取ることが大切です。遊びの中で動きや視線を誘導し、徐々に「見る力」を鍛えることで、子どもたちが楽しく学ぶことができます。

Aさんも「このやり方なら、無理なく続けられそうですし、子どもたちも喜んでくれそうですね」と前向きな感想をいただきました。


まとめ:遊びと学びの両立

べすとびじょん式ビジョントレーニングでは、子どもたちが楽しく学びながら成長できる環境を作ることを大切にしています。今回のセッションでも、Aさんが抱えていた課題に対して、遊びの中で自然にビジョントレーニングを行う方法を提案し、具体的なアプローチを示すことで、今後のトレーニングの方向性が明確になりました。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回も皆さんのビジョンと体の成長をサポートしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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