クラフトビール醸造設備を扱う会社を10社まとめてみた!
■この記事で分かること
・各醸造設備メーカーの取り扱い設備比較
・特徴を含めた醸造設備メーカー10社の6項目比較
1.醸造設備の情報量の現状
現状、クラフトビール会社立ち上げ時に関する情報が透明化されていなくて、かなり情報収集が大変である。
実際に新規で立ち上げる醸造所が困っている声を聴くことも少なくない。
このことからクラフトビール市場をもっと透明化するべきだと思い、醸造所管理システムと運送費を半分にできる樽シェアリングサービス「レン樽」を運営しているBest Beer Japanが設備メーカーを10社まとめてみた。
まとめた項目は以下6点、サイト上で調べたり醸造所にヒアリングしたりして下記情報を集め、比較してみる。
下記はヒアリングの結果から各社が取り扱っている設備の一覧である。
※弊社独自調査のため、詳細は各メーカーにお問い合わせください。
▼取扱い設備まとめ早見表
■問い合わせ前に整理すべき情報
各社比較の前に、実際の問い合わせ時に何が決まっているとスムーズに進むのか、またどういうことをメーカー側から聞かれるのかを知っていると確認が少なく済む場合がある。
下記は実際にヒアリング時に質問があったことをまとめているので参考にしていただきたい。
また、実際に問い合わせをする際は各社のホームページから問い合わせを行う流れとなる。
2.各メーカー比較(五十音順)
2-1.株式会社MBS
■HPはこちら
①特徴
・設備1点から新規開業の設備一式まで相談可能
・グループの醸造所であるさくらブルワリーにて設備の見学可能
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填までのすべての設備
・搬入据付も相談可能(追加料金)
③いくらで買えるか
・1バッチ300lタンクの設備一式で1200万円弱~
④どれくらいの期間で導入できるのか
・発注を依頼し、前受金を支払ってから約4ヶ月~
⑤導入実績
・さくらブルワリー
※ほかの導入事例は確認中です
⑥その他
2-2.株式会社オーツーアシスト
■HPはこちら
①特徴
・昔ながらの寸胴タイプのもの
・小型設備から大型設備まで対応
・ワイン、日本酒も取扱いがあり、充填設備やラベリングマシンの実績ある。
②何を買えるか
・仕込み窯
・温水・冷水タンク
・発酵タンク
・貯酒タンク
・瓶充填機
③いくらで買えるか
・醸造設備のみで1バッチ300リットルで1000万円~
・搬入・据付・試運転まで対応
・充填機と樽などの洗浄機は別
④どれくらいの期間で導入できるのか
・発注を依頼してから5.5~6カ月、輸入元の状況により変動有
⑤導入実績
・湘南ビール:ボトリングライン
⑥その他
2-3.大阪サニタリー株式会社
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①特徴
・醸造システムの設計から設備の導入までトータルサポート
・クラフトビール醸造設備メーカーのABE(American Beer Equipment)と提携
・醸造や衛生管理について様々のセミナーを定期的に開催
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填までのすべての設備
③いくらで買えるか
・一式、樽洗浄機や充填機も含めて2,000万円~
④どれくらいの期間で導入できるのか
※確認中
⑤導入実績
・時之栖富士など、Facebookにて紹介
→Facebookはこちら
※ほかの導入事例は確認中です
⑥その他
2-4.きた産業株式会社
■HPはこちら
①特徴
・アルコール業界での幅広い取引実績あり
→取引実績はこちら
・容器(瓶)取引実績が多数
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填までのすべての設備
③いくらで買えるか
・300Lタンクの醸造設備一式で2,000~2,500万円程度
④どれくらいの期間で導入できるのか
・実際の現場を見つつ、相談
⑤導入実績
・御殿場高原ビールなど
http://www.kitasangyo.com/pdf/company/Key_Figures_2011.pdf
※ほかの導入事例は確認中です
⑥その他
2-5.KCA株式会社
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①特徴
②何を買えるか
・麦芽粉砕機
・仕込み窯
・瓶充填機
・缶充填機
・洗浄機
③いくらで買えるか
(1)半自動ビール瓶詰機(2本用)
・製造:Alfred Gruber社、オーストリア製
・標準納期: 発注後約6ヶ月
・概算価格:500万円 ※一次側供給(電力、炭酸ガス、水、圧縮空気、ビール等)、排水設備は含まず
・仕様:ステンレス製、能力:約160本/時間
(2)缶充填機
・製造:ABE社、アメリカ製
・標準納期: 発注後約6ヶ月
・概算価格:2000万円 ※一次側供給(電力、炭酸ガス、水、圧縮空気、ビール等)、排水設備は含まず
・仕様:ステンレス製、能力:約900缶/時間
(3)小型モルトミル
・製造: Kunzel社、ドイツ製
・標準納期: 発注後約6ヶ月
・仕様: 2ロールミル 型式16/30、処理能力500kg / hr
・概算価格: 180万円
④どれくらいの期間で導入できるのか
⑤導入実績
・富士桜高原麦酒
・なばなの里
⑥その他
2-6.コトブキテクレックス株式会社
■HPはこちら
①特徴
・醸造設備販売実績が半世紀以上
・生産地(中国)で専属スタッフが品質検査を行った上で輸入
・国内に自社工場もありアフターメンテナンスも充実
・中国人スタッフが社内に居るため、現地とのコミニケーションも円滑
②何を買えるのか
・麦芽粉砕機から樽、ボトル充填までの工程のすべての機器
・麦芽製造プラント(計画中)
・国産モルト (計画中)
③いくらで買えるのか
・大体1バッチ300リットル、ユーティリティ込みで1000万円から~
・現場工事も含めてで発注可能
※カスタマイズ内容、現場工事の環境、付随商品等で価格に変動有
④どれくらいの期間で購入できるのか
・③の内容が決まっていなければ擦りあわせをしてから発注
・発注から納品まで最短で4カ月
・現場工事でプラス1か月
※中国にて春節と国慶節の期間中はプラスで時間がかかる場合があります。
⑤導入実績
・株式会社さわいち:300L仕込み設備
・EVERBREW株式会社:1500L発酵貯酒タンク・現場工事
・株式会社ジャパンネットサービスイノベーション:500L仕込み設備
⑥その他
▼必要な敷地に関して
・1バッチ300リットルなら最低30㎡~
・1バッチ500リットルなら最低40㎡~
▼免許取得に関して
・事務手続き自体は可能
2-7.株式会社スペントグレイン
①特徴
・現役ブルワー3人で運営を行っているので実際の醸造過程の経験・知識を反映させた機材を取り扱っている
・自社でも同じ設備を使っているため、使用感などの共有も可能
・主に中国輸入
・建物の高さや条件に合わせたオーダーメイドでの製作
・中国以外の国も輸入代理も行っている
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填までのすべての設備
・60L設備〜紹介できる。主に300L〜2000L設備がメイン、オール電化も取扱いあり
③いくらで買えるか
・一式大きさ数にもよるが1000〜2000万程度 条件により異なる
④どれくらいの期間で導入できるのか
・契約後4〜5ヶ月で導入可能
⑤導入実績
・進行形も含め10社程度の実績
⑥その他
・醸造コンサルタント、免許取得、パーツ販売、レシピ作成など多岐に渡りサポート可能
・他社の設備に関しても相談可能
・初仕込は3人のブルワーが出向き一緒に仕込のお手伝い&サポート
・問い合わせ頂ければ導入先を紹介
2-8.株式会社BET
■HPはこちら
①特徴
・代表は1995年にドイツの醸造大学を卒業以来、ブルーマスターとして様々な醸造所において、ヨーロッパと日本で15年以上、醸造所の構築や立ち上げに関わった経験を持つ
・セバスティアンはドイツの醸造学校卒でInstitute of Masters of Beer 候補者であり、ジャパンビアソムリエ協会理事のメンバーの1人
・創業時からのメンバーである守谷は25年にわたって、日本の10か所以上の醸造所においてコンサルタント、技術指導、立上げに携わってきた。
・様々な予算に合わせて設備をカスタマイズ可能ながらも、品質が高く、長きに渡って使用可能な設備提供を心がけている
・ビールの品質に関する勉強会を定期的に開く
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填までのすべての設備 (100Lのパイロットプラントから、10,000Lの醸造工場まで)
・ビールの原材料である、麦芽、ホップ、酵母も取り扱いあり
③いくらで買えるか
設備の規模/構成による
④どれくらいの期間で導入できるのか
・プロジェクト、設備によって変動(大体5ヶ月から12ヶ月まで)
⑤導入実績
・軽井沢:6,000Lの仕込み設備
・ベアレン醸造所:3,000Lの仕込み設備
・Kunitachi Brewery:1,000Lの仕込み設備
その他の導入事例はこちら
⑥その他
・国内で設備見学が可能
・ブルワリーのスペアパーツ(ホース、樽、ガスケットなどの消耗品)を取り扱いあり
2-9.ラフ・インターナショナル有限会社
■HPはこちら
①特徴
・1バッチ500リットル以上の大きい設備の取り扱いを主にしている
・BETと協力することが多い
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填まで
③いくらで買えるか
※確認中
④どれくらいの期間で導入できるのか
⑤導入実績
・家守堂:醸造設備一式
・KUNITACHI BREWERY:醸造設備一式
・OH!LA!HO BEER:醸造設備一式
⑥その他
2-10.株式会社リッチモアインターナショナル
■HPはこちら
①特徴
・ドイツ製の醸造設備の取り扱い有
②何を買えるか
・麦芽粉砕から充填まで
③いくらで買えるか
※確認中
④どれくらいの期間で導入できるのか
※確認中
⑤導入実績
※確認中
⑥その他
3.情報をまとめたBest Beer Japanについて
Best Beer Japan株式会社は
・バックオフィス業務を自動化できる醸造所管理システム
・新しい販路に繋がるクラフトビールECプラットフォーム
・物流コストを半分にできる樽シェアリングサービス
を運営しております。
また、100社以上の醸造所と取引があり、酒税の申請を半日から30分まで減らす実績があります。
ご興味がある場合は下記からデモのスケジュール調整ができます。
https://www.bestbeerjapan.com/#contact_anchor
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