邯鄲ぶらぶら旅(前編)
中国の国慶節連休は、河北省の邯鄲に妻、息子と行ってきました。
有名どころは混むだろうと思い、少しマイナーかなと思える都市を選びました。
戦国時代の「趙」の首府で、『邯鄲の夢』や『邯鄲の歩み』といった故事が多く生まれた場所として有名。
また、妻(中国人)情報では、学業レベルが凄く高いそうです。
私は、漫画『キングダム』から、都として栄え、文化的な香りがするところなのかなと漠然としたイメージしかないまま向かいました。
*
上海から新幹線で、7時間ほど。
距離は1000kmほど。
窓外の風景を楽しみにしていたのですが、草原や山あいを走るわけでもなく、ひたすら平坦な道のりでした。
まあ、平坦だからこそ速いのでしょうが。
駅から、まずホテルへ向かいました。
駅にはアルバイトなのか、道案内の学生が立っていて、市中心部へどう行けばいいのか聞くことができました。
怪しい白タクのような声掛けは全くありませんでした。
*
バスで移動しました。
ホテル近くでバスを降りました。
丛台公園という観光地に隣接したホテルで、とても便利。
公園には趙の第六代君主にして初代の王、武霊王の像がありました。
*
ホテルで一休みし、夜の散歩と夕飯へ。
初日の夜は、ホテル近くの別のホテル内の中華料理へ。
ここは、地元の邯鄲料理以外に、広東料理なども提供しているようです。
邯鄲の名物らしい、灌樟という、そば粉で作った油揚げのようなものと、青唐辛子、卵、ニンニクなどを炒めたもの。
灌樟は、不思議と箸が止まらないおいしさがありました。
ただ、青唐辛子が辛かった〜。
この蒸しバオズも美味しかった。紙のように皮が薄いのが特徴だそうです。
なので、名前も「紙皮包子」。
これは鳩の唐揚げ。
メニューでは、確か「広東料理」に入っていたかな?
*
食後、徒歩で行ける回車巷という観光スポットへ。
藺相如が、廉頗と鉢合わせしそうになった際に引き返し、馬車を回した場所と言われているそうです。
この通りに、「炒酸奶(焼きヨーグルト)」屋さんが。これは珍しい。
息子はこれが大変気に入ったようでした。
ホテルへの帰り道、果物屋さんに寄り道。
珍しいフルーツを見つけました。
ほぼノープランの旅、初日はこんな感じでした。
翌日以降はまた別の記事にて🤗
***
➡️中編を書きました。