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暑すぎて本が読めない。〜摘読日記_22
今日も暑くて。。
ニュースで、「命に関わる暑さ」と連日言われるほどですね。
なんか、ツイッターを見ていたら、皆さん、塩分多めの食事を載せていた気がします。
おそらく、汗で失った塩分を食事で補っているのかなと。。
(トップ画像は、東京駅「コロンビア8」のカレー。じょいっこさんのnoteを見て行きたかったお店、ようやく行けました。)
最近は、積読がひどくて、何冊か、本当に埃をかぶっています。
暑さでぼーっとしがち、集中力が途切れがちで、特に小説系が読めないです。(冷房でいくら表面的に冷やしても、体の芯がぼーっとしている感じです。)
ただ、スポーツノンフィクションなら読める気がして、物色中です。
気になる①・鈴木忠平『虚空の人 清原和博を巡る旅』
清原が覚せい剤取締法違反で逮捕されてから、 執行猶予が明けるまでの4年間を追い続けた筆者による傑作ノンフィクション。スポーツ紙記者を辞め、フリーとして執筆活動を始めた鈴木忠平が清原とどう 対峙したかを記しつつ、清原という存在に惹きよせられ、 翻弄された人々の視点を通して『虚空の人』が浮き彫りになる。
著者の鈴木忠平さんは、前著「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」がすごい売れたみたい。(これも読みたいのだけど、本が分厚すぎて、いつもブックオフで手に取っては棚に戻しちゃいます)。
「虚空の人 清原和博を巡る旅」は、Amazonでポチしかけたのですが、レビューを読んだら、「そっとしておこうよ」という意見もあって。
たしかに、あれだけのヒーローがああいうことになって、今苦しんでいて。
そういう姿を本を読むだけとはいえ、追いかけるのは自分も辛い気持ちになってしまう気がして・・保留中。
こっちはどうかなぁ。
気になる②・小倉全由『「一生懸命」の教え方』
今年の夏も甲子園出場を決めた、日大三高の野球部監督・小倉全由さんの著書。
甲子園の常連校・日大三高を率いる小倉全由監督。
「熱く」「一生懸命」の姿勢を生徒に植えつける指導が特徴で、根底にあるのは選手をほめて伸ばす「人を育てる」こと。
・我慢強さがない
・打たれ弱い
・すぐにあきらめる
こうした特性がある「今どきの子ども」の指導に悩む人たちに向けて、彼らをやる気にさせ、気持ちを1つにまとめあげる秘密を教える。
監督が伝えるのは「一生懸命」。
このシンプルなメッセージを体現する熱い行動・気持ちを見せることで、子どもたちの心は動き、やがて大きな成果になっていく……。
すぐにあきらめる子どもの心をどう動かすか、個人的にも興味があります。
子育てで悩んでいるほどではないですが、子どもに前向きな気持ちになってもらうには親としてどうしたらいいのか、学びたい気持ちがあります。
・・やはり、今買うならこっちかなぁ・・と、この記事を読んで改めて思えました。
これは読みました・Numberのワールドカップ特集号。
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これは最近買って、ほぼ読み終えたところです。
いよいよワールドカップが迫ってきたので、ミーハーですが、この時期はサッカーファンになります。
この特集は、2002年の日韓ワールドカップを、当時の選手、トルシエ監督などが振り返る内容。
振り返ると共に、各選手の「今」も知ることができます。
読んでいちばん面白かったのは、ベルギー戦の先制点「つま先ゴール」で有名な、鈴木隆行選手のインタビューでした。
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今は指導者になっているそうなのですが、なんと幼稚園児100人にも教えている、とのことで。
「4月に年少さんが体験で入ってくるんです。まず1クラス20人を着替えさせるのに20分はかかる。着替えの途中でおしっこ漏らしちゃう子もいて、全部処理して(笑)。で、わかりやすい言葉とジェスチャーで一列に並んで走ることを覚えさせる。」
子どもを今サッカー教室に通わせているので、大変さがよくわかります(笑)。
鈴木氏によると、子供の指導は、こちらの言葉を理解しているかどうかがわからないので、一番難しい、と。
なので、言いっ放しでは意味がなくて、理解しているかをよく観察して、根気よく同じことを繰り返していかなきゃならない、そうです。
なるほど、と思いました。
鈴木氏は、トップクラブ監督になる夢も持ちつつも、とにかく「愛のある指導者」を目指している、とのこと。
こういう指導者に出会える子どもは幸せだと思いました。
他のコンテンツも面白かったです。
ワールドカップに向けて気分を盛り上げたい方におすすめできます。
たくさん引用をしたので、
意外と長い記事になってしまいました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
明日も水分、塩分補給で乗り切りましょう!