
本棚を待ちながら。〜摘読日記_45
来月、新しい本棚が届くまで、部屋の壁際に積読連峰が伸びている状態😅
その稜線を上から見やり、横から眺め、ちびちびと取り出して読んでます。
▫️不敗人生 43歳からの挑戦 落合博満(鈴木洋史著)

ほぼ読み終わり。
面白い。
落合さんの本は、読むたび「ブレない人!」と感銘を受ける。
この本は、選手生活晩年、巨人から日本ハムに移籍するいきさつが詳細に書かれている。
正直、その頃はすでに巨人ファンでもプロ野球ファンでもなかった。
それなのに今さらこのような本を読んで楽しめているのも不思議。
▫️マイオールドケンタッキーホーム・アメリカ競馬コラム集(アンドリュー・ベイヤー著)

短いコラムがたくさん。
最近、寝る前に2,3つぐらい読んでいる。
AP Indy(アメリカの名馬、大種牡馬)って日本人オーナーだったのか!と知ったり、改めてセクレタリアト(1973年の米クラシック三冠馬)の偉大さを知ったり。
▫️現金に体を張れ(監督・脚本スタンリー・キューブリック)

積DVDしていた。
だいぶ前に観たことあるのを再鑑賞。
…しようとするも、半分まで観たところで家事のため中断中。
競馬場から金を強奪しようとする男たちの話。
久々の鑑賞過ぎて内容忘れている。
▫️二人で少年漫画ばかり描いてきた・戦後児童漫画私史(藤子不二雄)

こんな本あったんだ! と古本屋さんでゲットしたもの。
主にA先生(安孫子先生)が新人時代の話を中心に、少しF先生(藤本先生)も書いている。
分量のバランスは、A先生が藤子不二雄の「口」だからだそう。F先生は、僕は寡黙なので色々語るのは安孫子氏に頼みますよ、という感じなのかな。
まだ半分弱まで読み進めたところ。
「まんが道」で描かれたいろんなシーンも登場します。
両国の下宿・二畳の部屋で新人漫画家6人が集まった会合シーンとか。

あとは、多忙過ぎる(A先生曰く「自分ならとっくに死んでいる。」)手塚治虫御大を手伝った思い出を、フェリーニの「アマルコルド」の豪華巨大客船を町の人総出で見に行き、巨船が霧の中に消えていくシーンと重ね、まるで夢のようなロマンチックな体験だった、と記すところがよかった。
ただこの本を読んでいるとどうしてもまた「まんが道」に寄り道してしまう。
↑のシーンの次のページ。

このあたりの、両国からトキワ荘に移るあたり、いちばん好き…

トキワ荘記念館も、そのうちマンガ好きの息子を連れて行きたいと思ってます。