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11月25日に思う:“ふたつの日本”をつなぐもの
秋日を適当に過ごしながら、やってきた令和5年11月25日の終わりに考えた。
色づく並木を市ヶ谷あたりまで来たりて、目に入るのは防衛省自衛隊だろう。この地で人生を終えた人物といえば、言わずもがな三島由紀夫ただひとりが思い浮かぶ。
そして、11月25日にかの有名な“檄”を飛ばして最期を迎えたことを思う。
あるひとつの戦後日本の体現者として、あるいはアナクロな活動家として(?)日本というもののある種のイメージをつくっているようにも感じる。
別の視点から考えると、11月25日という日付は椎名林檎の生れた日でもあるという。現代の日本のイメージをやはり、どこか背負っているようなところも感ぜられるのは私だけではないはずだ。
こうして、ふたつの全く異なるようにみえて、最も近い、不思議な邂逅が存在しているということに、イメージの日本(仮)を見出そうと思わなくもない。