SNS運営力を伸ばそうと思っている人たちへ
これからSNS運営力を伸ばそうとする人たちへ
投資総額6万円を超える、ボクのtwitter運営の失敗談をここに記録する。
【目次】
はじめに
自己紹介
自分なりの試行錯誤
入江さんの教え
なかのの夫さんの教え
プロ奢さんの教え
家捨て社長さんの教え
PVマフィアさんの教え
おわりに
【はじめに】
これは、ボクのTwitter卒業文集だ。
この半年間、フォロワーを増やすために、様々な思考錯誤をしながら、運営を行ってきた。
しかし今の自分の中途半端な運営力では、いつまでたっても増えることはない...そう思い、正確には、“一旦”締めることにした。
とは言え、このまま、ただ終わるわけにもいかない。
なぜなら、ボクが運営をしていく中で、ありとあらゆる人たちに相談をし、貴重な時間をたくさんもらって、アドバイスしてもらってきたからだ。
ただひっそりと沈んでいったのでは、その方々の時間をドブに捨てることになる。
せめて、なにか形にして、これからSNSを頑張っていこうとする人たちの糧になりたい。
ボクが個人的にもらった“教え”の数々を、ここに残していこうと思う。
あくまでも、ボク個人へのアドバイスだから、みんながみんな当てはまるわけじゃないけど、必ずどこか参考にはなるはず。
【自己紹介】
いたって普通のサラリーマンだ。いわゆる社畜ってやつだ。
バツイチになったり借金まみれになったり、いろんな失敗をしてきたけど、おかげさまで家族ができた。
そんな家族を大事にしたくて、社畜人生に別れを告げたくて、29歳の時、コーチング業で生きていこうと心に誓った。会社にはすでに退職の意思は伝えてある。
アンソニーロビンズって知ってるかな?
大勢の前で、たくさんの人を魅了して、心を救い、誠実に、力強く、エネルギッシュに生きている。そんな彼の姿に憧れた。
幸い、失敗の多いボクは、「こうはなったらいかんよ」って伝えれるものを多く持っている。そして仕事柄、人に伝えることが得意だ。だからこの道を選んだ。
だけど現実は想像以上に厳しい。
副業とは言え、集客が全くと言っていいほどできない。だからtwitterという媒体を選んだのに、フォロワーが増える気配がまるでない。
「焦ることはない」と、ありがたい励ましの言葉を多くもらうけど、悔しいことにボクには時間がない。
家族がいるから収入は減らせない。年齢的にも、これ以上社畜人生を続けるわけにはいかない。
だから、とにかく早く、結果を出したかった。
自分で区切りとして決めた期間は半年。
2月の構想から、もうすぐその期限だ。どう足掻いても間に合わない。
あまりにも悔しいけど、一度、出直そうと思った。
【自分の持つ知恵を最大限使った試行錯誤】
もちろん最初から聞きまくったわけじゃない。ボクなりに、ない知恵を使って、「フォロワー 増やし方」なんて調べまくりながら、ずーっとスマホをいじってた。そこで試したのが以下の方法だ。
・名前を変えた
最初はライフコーチを名乗っていたけど、あまりにも知名度がない。これはダメだと思って、途中、「あなたの人生に味変えレシピを」っていう恥ずかしいテーマのもと、「味変えコーチ」という名前で運営していた。
・固定ツイートをMENTAというサービスの売り込みにした
呼びかけるような、広告のような内容にしていた。ここからの集客は0ではなかった。しかし、インプレッションも全く伸びず、サービスの価格や内容そのものから、見直す必要があった。
・闇雲にインフルエンサーの投稿をRTしていった
誰彼かまわず、自分が意見できそうな内容に飛びついた。これだけが唯一、ボクの投稿に対して「いいね」がつく瞬間だった。
・とりあえず「いいこと」をつぶやきまくった。
とにかく役に立つ情報を、と思いながら、自己啓発のような、名言botのような、そんな投稿を続けた。
・1日1記事、欠かさずにnoteを書き続けた。
たくさんの「LIKE」はもらえるが、フォロワーは増えない。有料ももちろん売れない。おそらく、ストーリー性が感じられないのも大きな原因のひとつだと思った。
そして、あらゆる「成功者」の運営テクをかき集めて、noteにまとめて、実績した。(Twitterフォロワー戦略10選+3選)
結果は、見ての通りだ。
ボクの中で1番印象的な現象が、『いいねはたくさん付くのに、RTもフォロワーも増えない』ということ。これはおそらく、「いい事言ってるんだけど、ボク自身には興味がわかない」証拠だ。いわゆるコメンテーターのようなポジションに、ボクは陥っていた。
さて、ここから、ボクが聞いてきた人たちのアドバイスを紹介していく。
そのほとんどが、有料で手に入れたものばかりだ。もしこれを見た人が参考にするなら、なんとしても自分の力に変えてくれることを願う。
【入江さん(@@iritec_jp からの教え】
polcaで彼に投げ銭をすると、アカウントのダメ出しをしてくれるというもの。MENTAというサービスと出会ったのもこの時だ。
いただいた指摘は以下の通り。
この時ボクのアカウントは、写真もプロフィールも名前も、一貫性がなく不透明で、とてもわかりづらかったようだ。
中途半端に「父親」ステータスを出しても逆効果だと学んだ。
【なかのの夫さん(@nakanonohusband)からの教え】
有料noteを購入すると、アカウントの指摘をしていただけるというもの。「副業禁止」という似た境遇にいる方だったので、とても親近感が湧いた。
そんな彼からいただいた指摘は大きく2つ。
①何を伝えたい(キーワード)のかわからない
②SNSのフォロワー獲得を怠るな
①に関してはボクのnoteを見てもらってから、プロのブロガー目線でのご指摘だった。
「どんな言葉で検索してもらって、あなたの元にたどり着いてもらうつもりなの?」ということだろう。たしかに…盲点だった。
専門用語で言うと、もっとSEOをしっかりと意識していこうってことだ。
②はもう、ぐうの根も出ない。怠っているつもりは全くなかったから…
https://twitter.com/nakanonohusband/status/1000935540944879617?s=21
有益なブログ記事までご紹介いただいた。
【プロ奢さん(@taichinakaj )からの教え】
ボクがコーチ側として登録していたMENTAに、彼も「SNSをバズらせます」みたいなサービスを提供していた。正直いって、目ん玉飛び出るくらい高かった。しかし、彼のtwitterでの実力は目の当たりにしていたので、奥さんに内緒で即買った。
いただいた指摘は、
・競合との差別化をしっかりしよう
・そもそも根本的に認知されたら売れるサービスなのか
を見直そうという内容。
ここからボクはかなり悩んだ。サービス内容に関しては、すでに売れているものをかなり参考にさせてもらっているので、提供の仕方さえミスらなければ、ある程度の自信があった。
だけど差別化に関しては、どう考えても、ひねっても出てこなかった。
「個性的なコーチって...?」という疑問の渦から出られなかった。
だからボクは、過去の自分の失敗をもっと出していこうと思い、プロフィールを色々いじりまくった。
【家捨て社長さん(@Hatarakunaからの教え】
「twitterフォロワー戦略」という、彼の提供している有料noteを買った。そうすると巻末に、「ご相談に乗ります」みたいに書いてあった。
速攻で連絡した。
そしたらなんと、直接電話でアドバイスいただけたんだけど、正直、彼の言葉が1番頭を抱えた。
「そもそも『どういう生き方をしていくか』なんですよ。」
アカウントをエンターテイメント化するためには、根本的にボクの生き方からして、エンタメ性がなきゃダメだ。人と違う生き方。できれば普通じゃない生き方。それが他者を魅了して惹きつけるんだ、と。
プロ奢さんの「差別化」アドバイスもあってか、家を捨ててる彼の言葉には説得力しかなかった。
ボクは、家族を大事にできる、自由な働き方をしたいって思ってた。だけどそんなのは誰しもが思ってるし、まだ実現できていないボクにはなんの説得力もない。
要するに、みんなと似たような道に進もうとしてるから、目立たないし、面白くもなんともないアカウントになっていたってこと。
***
この後、誰かに聞くような戦意が完全に喪失していたけど、フォロワー獲得は諦めきれず、悠斗さん(@yuto_le)や小林亮平さん(@ryoheifree)、ゴリラさん(@syojishoji )など、あらゆる方々の“有料”情報に手を出したが、どれもこれも、ボクは実績している“つもり”なのと、一向に定まらない「差別化」の壁を超えることができないまま、フォロワーは増えることなく、時間だけが過ぎていった。
***
【PVマフィアさん(@pv_mafia)からの教え】
そして最後。
つい先日、突如として現れた彼は、10日足らずでフォロワー数0→1.3万という神業レベルの運営をしてみせた。
あまりのすごさに、最初は口を開いて見てることしかできなかったけど、勇気を振り絞り「助けて」というDMを送った。
ほぼ全てのフォロワーの相手をしていて超多忙な彼は、3度目の心の叫びでようやく捕まえることができた。
彼からいただいた指摘はとても具体的で、
つまり、いきなり冒頭から何かを売りつけるような書き方をするなってことだと思う。
そして次にもらった言葉にボクは泣いた。
カッコつけるな、見栄をはるな。
そういうことだろう。
昔から何も変わっていなかった。
「変わらない自分を変えよう」なんて謳っておきながら、1番変われていないのはボク自身だった。
これほどまでに悔しくも、心の中心に刺さることを言われたのは久しぶりだった。
そして彼は最後に
こう言い残して、またフォロワーたちの相手をしに戻っていった。
この後も何度も彼に助けを求めようと、時間帯を見計らったり、できるだけ短く伝えようと下書きを書いては消してを繰り返していたけど、「根本的なところから間違っている」と言われそうで、結局送れずじまいなものばかりだ。
そんな彼から1番学んだことは、
「自分のことばかり考えるな」
だったと思う。結局ボクは、自分のフォロワー欲しさに、発信の向こうにいる人たちのことを全然考えれてなかった。愛情を向けれていなかった。
これが、今ボクが思う最大の敗因だと思う。
【最後に】
6か月という短い期間とは言え、これだけの助けをもらいながら、なんの結果も残せなかった自分の不甲斐なさに、本当に膝から崩れおちた。
何年かぶりに味わった挫折。
本当はダメな個人での「副業」運営だったし、正直見つかったらクビになる覚悟でやってきた。
おそらく、この何年もの間、こうやって何かに全力で向き合うことをしてこなかったんだと思う。
だからこそ、今回、多くのことを学んだし、たくさんの人たちに絡んでもらった。感謝しかない。
この失敗をボクの血肉にして、近い将来、また違う形で、必ず戻ってこようと思う。
アンソニーのようにすぐにはなれないけど、一旦“迂回”することにする。