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PVマフィアの「7日間1000万」劇

あまりにもすごいものを目の当たりにしているおかげで、記事にせずにはいられなかった。

みんなは、「PVマフィア」というTwitterアカウントを知っているかな?

約10日ほど前に突如としてTwitter界に現れて、その“登場シーン”の衝撃っぷりに、ブロガー界隈を中心に、あらゆるアカウントが注目している。

“登場シーン”の細かい内容は、すでにいろんな人が記事にしているから、そちらを参考にしてもらえばいいと思う。

簡単にいうと、
【Twitterをやりはじめてたったの1週間で、1万以上のフォロワーを獲得】している、その人間業とは思えないマーケティング戦略っぷりと、マフィアというキャラクターから発信される、なんとも説明のつかない説得力のあるアドバイスに、どんどんとファンを獲得していって、10日がすぎた今でも、1.3万人以上のフォロワーを着々と増やし続けている。

個人的にはマフィアというより、映画「キングスマン」に近いイメージを持っている。他に言葉が浮かばないほど、かっこよすぎる。

『今日からここは、俺のシマだ』みたいな。
(キングスマンは絶対にそんなこと言わないけど)


そしてそんな彼がフォロワーとやりとりしている中、珍しい“客人”が現れた。


『ベラジオプラス』

海外にまで拠点を構え、売上高340億円もあるパチンコ経営する会社の公式アカウントだ。
理由はもちろん、マフィア氏の「フォロワー獲得術」から、SNSマーケティングのヒントを得るためだ。

これを見たマフィア氏は、「わざわざ公式が俺に絡んでくるのか?」と最初は、からかい気味で応答していたが、おそらく彼の中でなにか火がついたのだろう。
丁寧に【公式】の紹介を入れながら、ある時こんなことを言い出した。

この画像自体は途中経過のものだけど、言ってることがあまりにもぶっ飛んでる。仮に作り話だったとしても、1万人以上いるフォロワーの前で軽々しく口にできるような内容じゃないし、なによりあまりにも自信満々すぎて、最初何を言ってるのか一瞬理解できなかった。

しかし、マフィア氏は動いた。

おいおい、まじかよ...。
もちろんボクも「1万人以上」の中の一人。しっかりと見させてもらっている。
もしかしたらネタかもしれないし、正直ボクは逃げても断ってもなんとも思わなかったけど、この煽り方は尋常じゃない。というより、正気かな?とさえ思った。

あまりの唐突な行動に先方はたじろぎ、いったん持ち帰り検討。
さすがにSNS担当に1000万円のハンコを押す権限はなかったらしく、週明けの決着となった。もちろん回答の時間も、フォロワーが一番見やすい時間を指定。
金を受け取る側なのに、なぜか圧倒的に有利(っぽい)立場にいるマフィア氏。商談の場では根拠のない「いきり」みたいな営業をよく見かけるけど、これは本物だ。交渉術の基礎だけど、説得力がケタ違いだ。

そして、本日の20時。いよいよ決着の時。

ベラジオプラスからの回答はというと...

おおっと。これは意外。
謝罪とともに交渉は決裂。
マフィア氏も想定内ではあるけど、予想外といった反応だった。

彼のもつネットワークや、すでに抱えている1万というフォロワーの数を考えれば、1000万円なんてあっという間に回収できそうなもの。
おそらく金額以外の、本当になにか「大人の事情」があったんじゃないかと個人的には予想している。

というのも、この金額設定はなんとも絶妙で、フリーランスブロガーの多い彼のフォロワーからすれば度肝を抜くような金額なのに、先方からすると「出せなくはない」金額。むしろ、カジノやパチンコの単価を考えたら、乗らないことへの機会損失の方がはるかに大きいはず。


交渉は決裂したものの、マフィア氏にとっては、どちらに転んでもおいしい状態。彼が言うように、「ドンパチ」できればそれでよかったんだと思う。

なぜなら、この一見で、彼の持つ印象にまたひとつ、大きな付加価値がついたとボクは思っている。少なくともボク個人は、
・今までの印象よりもさらに大きな力をもっていること。
・顔を出していないキャラものなのに、存在感に説得力が増したこと。
・1000万円を簡単に動かす経験値と、彼自信の価値が明確になったこと。
ようするに、ブランド力が上がったのだ。

これでまた、ボクのように今回の一件を記事にするブロガーが増え、一気に拡散。またフォロワーが増える。ドンパチやる。拡散。増える。という、もはや「勝ちレール」に完全に乗っている状態。
彼が言う「これは序章で、もっと大きなものを狙っている」というのも、きっとすでになにか戦略に組み込まれているからこその発言だと思う。

彼のもつwebという一つの武器が、SNSとの親和性があったとはいえ、これはあまりにも強すぎる。

そしてきっと一つの区切りとして、なにか大きなコミュニティを形成して、さらに大きなことを仕掛けていくんだろうと思う。その時にはもちろん乗っからせてもらうよ。


率直な意見として、

すごく憧れる。ボクもこんな風に、ひとを魅了していきたい。
大げさでもなんでもなく、いつか彼や「アンソニーロビンズ」のように、大勢の前で、多くのひとの心に触れられうような、そんな人間に、ボクはなる。


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