「死ぬまでにやりたい100のこと」の正しい使い方
SNS上で、ここ最近また見かけるようになった。
「死ぬまでにやりたい100のこと」
ボクにもたくさんある。
実際に、ボクの周りでリストアップしていたひとも何人かいた。
だけど、ことごとく、使い方がもったいないなぁと感じるひとたちばっかりだった。
というのも、みんなほとんどが「書いて満足」「いっぱいあるねえ」「できたらいいねえ」なんて話のタネにしているだけだった
普段見つめる機会の少ない、自分の中身を吐き出すんだから、こんな貴重な情報はない。もしこの記事をみているひとが「100のこと」をすでに書いたひとなら、それから、これから書こうと思ってるひとも、しっかりと書いた内容に目を向けて、じっくりその本質を探ってほしい。
まず第一に、必ずしも100コ全部書き出す必要はない。
これは、さっきも言った通り「普段見つめる機会の少ない、自分の中身と向き合う」効能があるから、100っていう数字に大きな意味はない。満足いくまで書き続ければいいし、満足したらやめればいい。
しいて言えば、書きはじめたら、できるだけペンを止めずに書き続けるほうがいい。そのほうが、無理やり探して思いついたものじゃなくて、あなたの本当の心の声に近い情報が得られるからだ。
そして次。こっちがミソ。
例えば...
スカイダイビングしてみたい。
バンドを組んでステージに立ってみたい。
親孝行で旅行に連れて生きたい。
大好きなプリンをお腹いっぱい食べてみたい。
美人とデートしたい。
書き出すもののほとんどが、じつは「やろうと思えばいますぐにでもやれること」だって気づくはずだ。そして、「ただ自分がやってないだけだ」ということにも気づくはず。
もし仮に明日死ぬとしたら、そのリストの中のまず何から手をつける?
「明日死ぬかもって思いながら、今日を後悔しないように生きよう」なんて手垢まみれのアドバイスが、こういう時にはクリーンヒットする。
その「やりたいこと」、死ぬ直前にやったとして意味ある?
雑な例えだけど、死ぬ直前に億万長者になっても、ボクは意味がないと思う。
そう思うと、やりたいことを先延ばしにすることがどんどんアホらしくなる。少なくとも今日やれることは今日中に、今週やれることは今週中に、今年やれることなら今年中に、さっさと行動して経験してしまおう。
もしそれがむちゃくちゃ面白かったら、さっさとやっておいたほうが、いくらでもおかわりする時間ができる。遅れれば遅れるほど、経験できる時間の猶予は短くなっていく。
だから、「100のこと」の正しい使い方は、
①100っていう数にこだわらない
②ペンを止めずに書けるだけ書く
③優先順位を決める
④別に今からでもできるじゃんって気づく*重要
⑤どんどん行動にうつす
こうしていくと、気づいた時には自分がやりたいことばかりやっていて、この上ない幸福感の中で生きていることに気づくはずだ。
これは、「好きなこと」で生きていくライフハックの一つになると思う。
***
「やりたいこと」が見つからないって人は、ボクが開設しているLINE@を見にきてもらうと、今までとはちょっと違う目線をもてる『常識を疑うジャーナル』と、amazonで発売している電子書籍『最高のナンバー2になるには』Vol.1〜4の中からご希望の一冊をプレゼントしているから、よかったら覗いてみて。(@vvx1386l) 個別でもらった質問、相談にも答えてます。
普段はただのゆるーい管理職ですが、コーチとしてのボクも応援してもらえると嬉しいです。
twitter→https://twitter.com/the_best_second