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亡き父に背中を押されながら、新しい商品が生まれて、新しい命が産まれる。父が生きられなかった時間を生きるということ。
私事なのだけど、10月20日に子どもが産まれた。37歳にして初めての子だ。48cm、2932gの男の子。妻が入院している病院は立ち会いも面会も不可なので、自宅に帰ってくるまで対面で会うことが叶わない。いまは画像や映像でしか見れないけど、やっぱりかわいい。実感が全然なくてどうしたものかとずっと思っていた。出産をした後に超特急で父になるという実感が僕の体を貫いてきた。
僕には父がいない。正確には僕が
経営も育児も本気にさせた亡き父の実在を超える不在の存在とは。父が遺したものを僕も息子に残したい。
毎日真剣に子育てをしている。亡き父親の想いが僕を通して息子に注がれている。父親からは起業も子育ても大きな影響をもらった。息子の寝顔を見ながら思う。父が僕に想いを遺してくれたように僕は息子に何を残せるだろうか。
子どもが生まれて早1ヶ月半がたった。毎日があっという間に過ぎていく。赤ちゃんの子育ては、人間とは何かを考える人間学と、家族の在り方とは何かを考える家族学の究極の結晶だと思う。日々学び、日々