子どものできない姿にイライラしてしまう!大人と子どもの時間感覚の違いを埋めるには。
こんにちは!保育士カメラマン・シゲです。子どもが無事成人し私の子育ては終了。今は保育士業で子供たちの成長に関わりながらカメラマン業で人生をエンジョイする保育士カメラマンです。
自粛解除で学校が再開したところもありますね。3ヶ月近く生活スタイルが変わったので、以前のような習慣を取り戻すには時間がかかるかもしれませんね。
今日は子育てによくある
子どものできない所ばかり目についてしまう!
これをテーマにしてみます。
お母さんの3大口癖の要因は…
我が子のできない所が気になって仕方がない。モタモタしている姿を見てイライラしてしまう。お母さんなら抱える悩みですよね。
例えば、着替えや出かける前の準備、食事中などイラッとする場面が多いのではないでしょうか。
『まだやってるの!』『早くしなさい!』『まったくもう!』
お母さんの3大口癖といってもいいかもしれません。
でもよく考えてみてください。
イライラした感情が出てくる時って、慌ただしい時間だったり余裕のない時ではありませんか?
子どもは時間の感覚が未発達
子どもと大人の時間感覚は同じではなく、5歳位の子どもでは大人が感じる時間の6倍近く長いと言われているようです。
ですから、○時だよーとか、あと○分だよーと言われても急がなければいけないのか、感覚的にわかっていない場合が多いのです。
保育園に通っているお母さんから
保育園ではやっているのに、どうして家ではできないのか?
という質問をよくされます。
それは子ども達が毎日同じリズムで生活しているからでもあるのですが、大人数の子どもと一斉に同じことをするには見通しを示してあげているからというのもあります。
子どもが勝手に動く見通しをつけるには
例えば活動する時には、時計を見ながら○時までに何をするとか、これをやったら次はこれをする、○時になったら○をするといったように、やること、やってほしいことを具体的に伝えて、子ども達にイメージしてもらいます。
小さな子どもは耳からの情報より目からの情報の方が入りやすいので、絵など目に見てわかりやすい方がより伝わりやすいです。
そしてもうひとつ、子ども達が動きやすいように動線(環境)を作ってあげることも大切なことです。
保育士1年目の時、2歳児クラスを担当した私は、この『子どもに見通しをつけてあげること』を散々先輩から言われたので、子どもの行動をよく観察し、どこにモノがあったら良いかなど、環境づくりを意識させられました。
お家でやる場合には、お支度ボードを作ってみるのも良いかもしれません。
子どもは新しいことにとても興味を持ちます。やってほしいこと、やることなど一緒に考えながら作ってみるのも良いのではないでしょうか。
これは毎日の行動の積み重ねによって習慣化していくこと。ある程度の時間は必要かと思いますが、ひとりでやろうとする、出来ている子どもの姿を見ることができると、お母さんのイライラの感情が減ってくると思います。
参考になりましたら嬉しいです。
お母さんの笑顔が子どもの明るい未来を創る!
毎日穏やか日々が過ごせますように。
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