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娘に「復職しないでほしい」と言われた話
こんにちは。育休延長しました、Berryです。
相変わらず保育園の空き待ちで、毎月末ドキドキしながら郵送物を確認しています。
次女がもうすぐ1歳。長女は1歳を待たずに職場復帰したので、そろそろ働きたい。最近はそんな気分で毎日の子育てに追われています。
そんな中、先日長女に「次女ちゃんはいつ保育園に入るの?」と何気なく質問されました。
兄弟や姉妹で同じ保育園に通っているお友達がたくさんいるので、姉妹で通うことに憧れがあるようです。
「今はお友達がいっぱいだから入れないんだけど、もうすぐ入れるよ。ママもまたお仕事しないといけないしさ。」
すると長女は表情を曇らせて「えー、やだ。次女ちゃんは保育園に来てほしいけど、ママはもうお仕事やらないで」と言ってきました。
・・・なんだと?!
そんなことを言われたのは初めてだったので、かなりびっくりしました。
「えー?ママはお仕事したいんだけど、どうしてそう思うの?」
「だってママ、お仕事してるといっつもお部屋(仕事部屋)に行っちゃって、つまんないし、さみしいんだもん」
頭を鈍器で殴られたような衝撃というのは、こういう時に使うんですね。長女のこの言葉に大きなショックを受けました。
3年ほど前、フルタイムで復帰してから次女の産休に入るまでがむしゃらに働いていましたが、娘がそんな風に思っていたなんて全く気付かなかったからです。
働いていた頃の私は、ほとんど在宅勤務だったものの8時から17時まで仕事をした後、一旦仕事を終えて長女を保育園へ迎えに行っていました。
「仕事を終えて」と書きましたが、その間にもメールは溜まっていきますし、急ぎの電話がかかってくることもあります。
そのため、夜ご飯を作ったり食べたりしている間も社用携帯は随時チェックし、娘がご飯を食べ終えた後はパソコンのある仕事部屋に行って、急ぎの仕事だけ片付けていました。
娘をお風呂に入れる時間(19時半過ぎ)になると急な電話やメールが落ち着くので、その時間まではYouTubeを見てもらったり、パソコンをリビングに持って行って、遊んでいる娘を見守りながら仕事をしていました。
その後、お風呂に入る時間から寝かしつけが終わるまでは完全に仕事から離れ、娘に集中。寝かしつけ後(一緒に寝落ちしなければ21時以降)に再びパソコンへ向かい、仕事をしっかりと終わらせてから残った家事を片付けていました。
もちろん、夫も在宅勤務の日であればもう少し余裕があるのですが、基本的に夫婦でスケジュールを調整して交互に出社していたので、私が在宅の日は大抵夫が出社の日。
長女を10ヶ月で保育園に入れて復帰してからの平日ワンオペはいつもこんな生活を送っていました。自分の中では「かなり上手くいっている」と自信があったナイトルーティンでした。
長女も幼い時からこの生活に慣れていて、全く気にしていないと勝手に思っていたのですが、これは大きな間違いでした。
「今のママはね、すごく楽しい。お話たくさんできるし、ご飯食べた後も一緒に遊べるし。だからずっとこのままがいいんだよね」
まだ復帰の目処は立っていませんが、産休前と同じルーティンであればフルタイム復帰できると思っていた自分を殴りたくなりました。
「ごめん、寂しい思いさせてたんだね。本当にごめんね。」反省の気持ちでいっぱいになりました。
語彙力が増えて、自分の気持ちを上手に言語化できるようになったこのタイミングで「イヤだった」とはっきり言われたことは、母として本当にショックでした。
ただ、残念ながら復帰しないという選択肢はないので(ごめん長女ちゃん)、同じ失敗を繰り返さないよう、改めてナイトルーティンを見直そうと心に誓いました。
現時点ではフルタイムで復帰することにしているので、娘たちを保育園に迎えに行った後の時間の使い方と過ごし方が一番の課題ですね。
復帰してみないとわからない部分ももちろんあるのですが、復職に対して考えが甘かったなぁと親として反省しました。
その夜、帰宅した夫にこの話をすると、「ママが家にいて嬉しいんやろうなぁ〜!長女ちゃん、ママとたくさん過ごせててよかったなぁ」とポジティブな捉え方をしていて驚きました。
私は「寂しい思いをさせてしまっていた」「自分が間違っていた」「申し訳ない」というネガティブな気持ちでいっぱいだったのですが、次女の産休・育休のおかげで、長女とゆっくり過ごせる時間が増えたのは事実。
いつも仕事のことばかりだった母親が、一緒にアニメを見たりゲームをやったり、ご飯を作っている時も食べている時もくだらない話をすることが、長女にとってはすごく嬉しいことだったのかな。全て私にとっては何気ないことだけど、夫の言うことも一理あるかもしれません。
今回育休を延長することになってしまい、お金を稼ぐことができない自分に価値を見出すことができず、最近はネガティブな感情に襲われてばかりでしたが、もしかしたらこの育休延長も、悪いことばかりではないなと思えるようになりました。
ということで長くなってしまいましたが、4歳の何気ない質問から、色々なことを考えさせられ、新たな発見もたくさんあったという話でした。
とりあえず今は保育園に空きが出ることを願いつつ、来週から始まる新たな翻訳クラスに向けて、しっかりと勉強していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!またぜひ読みに来てくださいね😊
Berry
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