写真で振り返る台湾旅行記《2日目・後編》
台南の午後、街を散策する
ホテル目の前にあった林百貨に立ち寄る。その名の通り百貨店だが、90年ほどの歴史を持つ老舗百貨店らしい。台湾統治時代に山口県の林さんが開業したらしい。
街を歩く。
歴史あるような建物が街中にある。建物のグローバル化が進む世の中。それでは訪問してもつまらない。それぞれの地域で歴史ある建物を見て回るのも面白い。
お茶屋さんがあったので立ち寄る。
ホットティーを注文。
「和」も感じられる落ち着いた雰囲気が漂う店だった。
ゆっくりしていたかったが、私たちの旅行は「せっかち」が売りである。茶を三口で飲み干したらすぐに退店。
観光地「神農街」というところへ向かう。
台南の市場街
花ショップ
台南の夕方、ようやく街が動き出したようだった
台南の裏路地
突然現れた寺院。あまり記憶がないが、神農街最大の見どころだと思われる。
と、ここでトイレに行きたくなってきた。休憩の時にお茶を飲み、続けてお茶屋でお茶を飲んでいる。一度トイレに行きたくなったら、途端に頭の中は「トイレ」でいっぱいになる。ゆっくり街を歩くから速足でトイレを探すことにシフトチェンジ。
しかし、意外とトイレが見当たらない。コンビニエンスストアーが無いのだ。小走りで台南の街をさまよう。
探すうちに、結局ホテル近くに戻ってきてしまった。
午前中に来た安平豆花でトイレを借りる。お礼に豆花を購入した。裏路地でやらないといけないかと思った。危ないところだった。
スッキリして再び歩く。神農街へ戻るのはもう無理なので、結局近くで夜飯をすることに。本当に残念なことをしてしまった。
突然現れた赤提灯通り。赤提灯だらけ。
赤提灯を眩しいと感じたのは最初で最後の経験だったと思う。
度小月という台湾チェーン店で夜飯。
キムチ。白いキムチだった。浅漬けと見間違えそう。
春巻きみたいなもの。
ルーローハン
味は全く覚えていない。可もなく不可もない、記憶に残らない味だったのだろう。
想定していたものとは違った形で夜ご飯。その時は不満足だったが、今となっては笑える思い出である。
その後、ホテルに帰る。
部屋に戻るが、やはり何だか腑に落ちないので再び外出。偶然、ホテルの近くに有名な青果店があるという情報を仕入れていたので行ってみた。新鮮そうなものがズラリと並ぶ。
「莉莉水果店」
フルーツ盛り合わせとトマトを注文。
トマトには塩一択な私にとっては目新しいソースだった。ショウガを感じる、甘くてトロっとしているソース。ショウガとザラメと醤油を煮込んだようなものだった。
フルーツ盛り合わせ。
リンゴは台湾国産かどうかわからないが、柑橘はさっぱりしていて美味しかった。どの果物にもしっかり味があって、暖かい地方でとれる果物はさすがに違うな・・・と思った。夕食の味わいは全く記憶にないが、この濃厚な味わいのフルーツの味はしっかり記憶している。また食べに行きたい。